用語集  (ま〜も)
<ま>
 ●マーケット[まーけっと]
市場のことです。

 ●マーケット指標[まーけっとしひょう]
現在の株式市場がどのような状況にあるかを把握する際に大きな目安となるのが、マーケット指標です。
この指標は株式市場の動向を示すだけでなく、経済全体の状態を判断するバロメーターにもなっています。

 ●マザーズ[まざーず]
マザーズとは、東証により運営される新興市場のことです。
従来の新興市場ジャスダックよりもさらに上場基準が緩く、赤字会社や非常に初期段階のベンチャー起業でも上場が可能なのが特徴です。
上場基準が緩い代わりに、四半期決算の開示や公開後の会社説明会の義務付けなど、既存の上場会社より高い情報公開を求められています。

 ●マド[まど]
寄付きの段階で、買いと売りのどちらかに注文が殺到した場合、前日終値より離れた値段で寄りつくことがあり、このことをマドといいます。
ローソク足を見ると、隣同士がつながっていない空白の部分で、このような形を「マドが開く」呼ばれており、マドが開くとしばらくの間揉み合うことが多く、これを「マド埋め」といいます。


<み>
 ●ミニ株[ミニかぶ]
売買単位株の10分の1の株数から投資できる株式のことです。
売買単位株が1,000株の銘柄であれば、100株から投資できます。

 ●未公開企業[みこうかいきぎょう]
未公開企業とは、株式公開していない企業のことです。
その株式公開していない企業の株式を未公開株といいます。

 ●見せ玉[みせぎょく]
見せ玉とは、約定する意図がないのに大量の注文を出したり、取り消したりを繰り返すことをいいます。
例えば、買うつもりがないのに大量に買い注文を入れて、買い板が厚いと見せかけて買い注文を誘います。
買いがたくさん入ったところで最初に出していた買い注文を取り消し、売り注文を出すという、板情報を逆手にとること行為のことです。


<む>
 ●無配[むはい]
企業業績や会社の経営方針などにより、配当が出ないことです。


<め>
 ●名証[めいしょう]
名証とは、名古屋証券取引所の略称です。東京証券取引所大阪証券取引所と並ぶ日本を代表する証券取引所の1つで、第一部、第二部(名証二部)と新興市場のセントレックスがあります。

 ●銘柄[めいがら]
銘柄とは、一般的に「市場で取引の対象となる有価証券や商品のこと」です。この株式会社が発行している株式がオススメという場合には「この銘柄がオススメ」といった使い方をします。


<も>
 ●もちつき相場[もちつきそうば]
年末での急落や急騰などの値動きの激しい相場状態のこと。

 ●もみあい
株価が上にも下にも大きく動かず売りも買いも同じ状態であること。

 ●戻り[もどり]
下げ相場のときに、一時的に値段が高くなることを戻りといいます。
逆に、上げ相場のときに、一時的に値段が安くなることを押し目といいます。
戻りで売ることを戻り売り、押し目で買うことを押し目買いといいます。