前項でもふれましたがロスカットは非常に勇気がいります。しかし、これは必要経費なのです。ですから必要な行為なのです。
たとえば料理を作るときにフグのキモを使ったらどうでしょう?食べられませんよね。ロスカットも一緒です。手数料と損失(食べれない部分)を捨て、最終的に残った部分(利益)を食べる。
そう考えると気が楽になるでしょう。食べられない場所は捨てるしかないんです。投資でもすべてがおいしく食べられることはないわけですから。
ただ、ロスはあくまで最低限に抑える必要があります。食べられる部分を大ざっぱに捨てていたら”もったいないお化け”に祟られてしまいます。一度とりつかれてしまうと、損が損を呼び、損をし続ける”負け組”になってしまいます。
なので、なぜ必要経費としてロスカット(負けた原因)したのかを考えましょう。ロスを最低限に抑える努力をするのです。そうでないと必要経費ではなくなり、ただの無駄遣いになってしまいます。 |