過去の市況   2009年10月

米GDP主導で大幅反発、日経は再度10000円回復へ

2009.10.30 Friday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株大幅安と大幅円高の影響から、大幅安となったCME日経225先物にさや寄せ。日経平均は終日10000円割れで安値圏に膠着し、ほかの主要指数も下落の全面安となった。

 アメリカ市場は、新規失業保険申請件数が予想より悪化したものの、実質GDPが5四半期ぶりにプラス転換、および予想より改善したことを好感し大幅反発して始まる。為替も円とドルが大幅反落し株価の上昇を支え、終日右肩上がりの上昇相場となった。原油と金も大幅反発。

主なニュース

 中間決算発表、ソフトバンクは過去最高益。任天堂は4年ぶり減益。鉄鋼大手4社は赤字ながら回復傾向。大手ネット証券はSBIと楽天は増益、ほか3社は減益。
 エース損保、振り込め詐欺保険を発売。


昨日の主要指標
日経平均 9,891.10 -183.95
TOPIX 882.26 -6.54  東証一部出来高 26.4億株
NYダウ 9,962.58 +199.89
CME日経225先物 ¥ 10,030 (大証比+150)
NY原油 80.2$↑  NY金 1046.9$↑  USD/JPY 91.4↑
アジア株 全面安  欧州株 全面高  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り1590万株 買い2730万株 1140万株の買い越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、日経は再度の10000円回復へ。終日高値圏膠着の手堅い相場となりそう。

米株大幅反落し、日経10000円割れ確定!

2009.10.29 Thursday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株安の影響は寄り付きでは限定的だったが、為替の円高に押され終日下げ基調。主要指数は軒並み大幅続落となり、日経平均は10000円割れに迫る展開になった。

 アメリカ市場は、寄り付きから終日ジリ下げ基調となり全面安。新築住宅販売件数や耐久財受注が、予想外の減少となったことが嫌気された。原油・金も下落し、為替は円高が大幅に進行した。

主なニュース

 穴吹工務店、社長をのぞく全取締役員を解任。
 法人税申告所得、昭和42年以降で最大の減少幅。


昨日の主要指標
日経平均 10,075.05 -137.41
TOPIX 888.80 -6.68  東証一部出来高 18.2億株
NYダウ 9,762.69 -119.48
CME日経225先物 ¥ 9,880 (大証比-200)
NY原油 77.1$↓  NY金 1028.2$↓  USD/JPY 90.8↓
アジア株 全面安  欧州株 全面安  北・中南米株 全面安


本日の外資系注文動向
売り2740万株 買い2140万株 600万株の売り越し(2日連続)

 本日の日本市場は、日経10000円割れは避けられない状況。来月頭付近まで、株価も為替も下げ基調が続きそう。

米株はまちまち、日経は下値模索の展開・・・

2009.10.28 Wednesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株続落を受け安値スタート。その後は昨日上昇した分、さらに下値を掘り下げる展開となり、主要株価指数は軒並み安、TOPIXは9営業日ぶりの900ポイント割れとなった。

 アメリカ市場は、小幅に下落後はダウがプラス圏、ナスダックはそのままマイナス圏でのもみ合い。高安まちまちの展開となり、CME日経225先物は一層の下げをリードする格好。原油・金・為替に目立った動きはなかった。

主なニュース

 9月パソコン出荷、9ヶ月ぶりに増加。10月以降はWIN7効果でさらに増大?
 パナソニック電工、9月中間決算は前年比を大幅に下回る。
 東証一部上場企業、4~9月期は黒字に転換。
 28日に発足の日本郵政、役員人事が決定。
 大証、ジャスダック統合後初の中間決算、営業益117億円、純利益32億円。新興市場ジャスダックとヘラクレスの統合名称はジャスダックに決定。グロースとスタンダードの区分けは継続。


昨日の主要指標
日経平均 10,212.46 -150.16
TOPIX 895.48 -15.24  東証一部出来高 19.2億株
NYダウ 9,882.17 +14.21
CME日経225先物 ¥ 10,150 (大証比-100)
NY原油 79.7$↑  NY金 1039.2$↑  USD/JPY 91.8↓
アジア株 ほぼ下落  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 ほぼ下落


本日の外資系注文動向
売り2110万株 買い1820万株 290万株の売り越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、引き続き下値模索の展開か。月末で経済指標の発表も多いので、本日以降も警戒が必要。

ダウ重たく、昨日上昇の日本は猛追撃か?

2009.10.27 Tuesday   

昨日の市場動向

 週明け日本市場は、小安い寄り付きの後は堅調に展開。先週末の米株下落や、昨日バグダッドで起こった自爆テロに影響されず、民主党の参院補選2勝から臨時国会への思惑などから買いが膨らんだ。後場からは上げ幅を縮小しもみ合いとなり、主要指数はほぼ小幅高となり、ヘラクレスとREETは小幅安となった。

 アメリカ市場は、反発スタートしダウが10000ドルを再び回復。しかし、突然のドル暴騰から、株価・原油に加えて金までも急落。そのまま安値圏でのもみ合いとなり、ダウは100ドル超えの大幅続落となった。為替は円高がドル高を相殺したため、ドル円だけは横ばいになった。

主なニュース

 電車内に防犯カメラ設置、警察が鉄道事業者に要請。
 9月の外食売上高、4ヶ月連続で前年割れ。
 TSUTAYA、品揃えは従来通りで標準面積の1/10店舗を展開。
 中国新幹線、川崎重工から140編成を約6000億円で購入契約。


昨日の主要指標
日経平均 10,362.62 +79.63
TOPIX 910.72 +8.69  東証一部出来高 17.3億株
NYダウ 9,867.96 -104.22
CME日経225先物 ¥ 10,245 (大証比-115)
NY原油 78.6$↓  NY金 1038.5$↓  USD/JPY 92.1→
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 ほぼ下落


本日の外資系注文動向
売り1160万株 買い1420万株 260万株の買い越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、米株続落に追従し安値展開。さらに昨日の上昇が災いして、一気に下値模索に入るか?

10月もラスト一週間、慎重な展開が・・・

2009.10.26 Monday   

先週末の市場動向

 日本市場は、米株高に牽引され堅調にスタート。しかし後場からは買いが続かず、日経平均は小幅高にとどまり、TOPIX・ジャスダックは下落、一方でマザーズとヘラクレスは高かった。

 アメリカ市場は、軟調な滑り出し。中古住宅販売件数の大幅増加は決め手にならず、目先の利確売りが優勢な展開となり、日本市場同様に右肩下がりの大幅安となった。原油・金も反落し、一方で為替は円安が継続、ドルは下げ止まり。

主なニュース

 米銀行破綻、17年ぶりに100件突破。
 BNPパリバ、相場操縦により一部業務停止処分。
 三洋電機、中間期営業黒字へ上方修正。
 白物家電の国内出荷額は6%減、21年度上期。
 世帯金融資産28万円減少、収入減や株価下落で。
 りそなが700億円程度の資本増強、日本生命が大半を引き受け。


先週末の主要指標
日経平均 10,282.99 +15.82
TOPIX 902.03 -6.57  東証一部出来高 19.9億株
NYダウ 9,972.18 -109.13
CME日経225先物 ¥ 10,240 (大証比-50)
NY原油 79.6$↓  NY金 1055.6$↓  USD/JPY 92.1↑
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 まちまち  北・中南米株 ほぼ下落


先週一週間の動向
日経平均 +25.43円    NYダウ -23.73$
NY原油 +0.9$  NY金 +1.0$  USD/JPY +1.2円


本日の外資系注文動向
売り1460万株 買い1330万株 130万株の売り越し(8日ぶり)

 今週の日本市場は、10月最期の週だけあって下げのキツイ展開か?なにせ魔の10月。昨年ほどの暴落はないにしても、3月以来の上昇相場に疲れが見え、このまま高値圏維持は難しそう。

進退不透明?日米ともに高値圏もみあい続き・・・

2009.10.23 Friday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株下落のあおりを受け、後場中盤まで軟調に推移。全産業活動指数が予想を上回ったことを受け、値を戻したがプラス圏には及ばず、日経平均・TOPIX・マザーズは下落、ジャスダックとヘラクレスは小幅に上昇した。

 アメリカ市場は、ダウが反発しナスダックは続落と、二極化してスタート。新規失業保険申請件数は予想より増加したが、底堅い企業決算が好感され右肩上がりに上昇。ナスダックもプラス転換し、主要3指数はこぞって上昇した。原油と金も好調で、為替も円安傾向でドル安も停滞気味。


主なニュース

 米大規模救済企業が報酬制限、すでに公的資金返済のゴールドマンやモルガンは対象外。
 不況で残業代の未払い企業数・未払い時間数がともに減少。


昨日の主要指標
日経平均 10,267.17 -66.22
TOPIX 908.60 -5.10  東証一部出来高 20.4億株
NYダウ 10,081.31 +131.95
CME日経225先物 ¥ 10,335 (大証比+65)
NY原油 81.5$↑  NY金 1062.4$↑  USD/JPY 91.3↑
アジア株 ほぼ下落  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り1550万株 買い2060万株 510万株の買い越し(7日連続)

 本日の日本市場は、堅調な展開となりそう。ただ、上値は重たく週末警戒から後半はダレそう。

悪材料に敏感なアメリカ市場、お次は?

2009.10.22 Thursday   

昨日の市場動向

 日本市場は、方向感乏しく小幅にもみ合い。主要指数は高安まちまちで、時期が時期だけに様子見ムードの強い1日となった。

 アメリカ市場は、ダウが10100ドルを超える反発でスタート。堅調に推移していたが、ウェルズ・ファーゴの投資判断引き下げや、ボーイングのさえない決算発表を機に、終盤で一気に急降下し10000ドル割れ、ナスダック・S&Pも続落した。原油が大きく反発し81ドル乗せ、為替は円安ドル安傾向で、ポンドや資源国通貨が高い。


主なニュース

 日本郵政新社長、斉藤次郎氏(元大蔵事務次官、現東京金融取引所社長)に決定。
 ウィンドウズ7、本日から発売開始。アップルも昨日から奇襲販売。
 オランダのDSB銀行、批評家の「預金引き出せ」TV発言から3週で破綻。


昨日の主要指標
日経平均 10,333.39 -3.45
TOPIX 913.70 +0.25  東証一部出来高 17.9億株
NYダウ 9,949.96 -92.12
CME日経225先物 ¥ 10,255 (大証比-75)
NY原油 81.0$↑  NY金 1059.9$↑  USD/JPY 90.9↑
アジア株 ほぼ下落  欧州株 まちまち  北・中南米株 まちまち


本日の外資系注文動向
売り2340万株 買い2360万株 20万株の買い越し(6日連続)

 本日の日本市場は、米株続落を受け軟調な展開か?特に目立った動きはなく、上値も下値も限定的になりそう。

日米ともに10000付近で値固め?様子見?

2009.10.21 Wednesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株の上昇を受け堅調な展開。特に目立った動きがないまま、終日高値圏での小動きのまま引け、主要指数はマザーズを除いて軒並み高となった。

 アメリカ市場は、さえない経済指標の発表から下落スタート。ダウは一時100ドル下げて10000ドル割れしたが、終盤にかけて回復し、しっかりと大台は維持。原油と金が反落し、為替はドル高傾向で、資源国などが大きく下げる展開となった。

主なニュース

 日本郵政の西川社長、28日に正式辞任へ。
 コンビニ9月売り上げ5.6%減、4ヶ月連続減少。
 菅副総理、たばこ税を欧米並みに引き上げ検討。


昨日の主要指標
日経平均 10,336.84 +100.33
TOPIX 913.45 +7.65  東証一部出来高 18.4億株
NYダウ 10,041.48 -50.71
CME日経225先物 ¥ 10,315 (大証比-15)
NY原油 78.6$↓  NY金 1055.7$↓  USD/JPY 90.8↑
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 ほぼ下落


本日の外資系注文動向
売り2040万株 買い2680万株 640万株の買い越し(5日連続)

 本日の日本市場は、方向感に乏しくもみ合いか?昨年はバブル後最安値をつけた10月、今年は現在のところ高値圏だが・・・

米決算好調、日経高値どうなる?

2009.10.20 Tuesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付きから軟調に推移したものの、後場からは好調なアジアの市場に牽引され切り返し。日経平均は小幅安で、ほかの主要指数は軒並み上昇となった。

 アメリカ市場は、寄り付きから反発し、ダウが10000ドル回復。予想を上回る決算内容が好感される形となり、主要3指数は年高を更新、終日堅調な動きとなった。原油・金も堅調に推移たが、為替は相変わらずドルがイマイチの展開。

主なニュース

 9月の百貨店売り上げ、19ヶ月連続前年割れ。
 住信とアクサが不動産ファンド設立。
 パナソニック電工、中間期業績を上方修正。
 JAL再建、事業再生ADR活用で最終調整。


昨日の主要指標
日経平均 10,236.51 -236.51
TOPIX 905.80 +4.85  東証一部出来高 18.7億株
NYダウ 10,092.19 +96.28
CME日経225先物 ¥ 10,295 (大証比+45)
NY原油 79.5$↑  NY金 1065.4$↑  USD/JPY 90.5↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 全面高  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り1900万株 買い3570万株 1670万株の買い越し(4日連続)

 本日の日本市場は、堅調な展開になりそう。ただ、月末にかけてアメリカの経済発表が多いため要注意。なにせ魔の10月・・・

魔の10月後半スタート、高値警戒ムード

2009.10.19 Monday   

先週末の市場動向

 日本市場は、寄り高後は徐々に上げ幅を縮小。利益確定売りと、週末&高値警戒感から上値は重たく、日経平均は小幅続伸にとどまった。一方、TOPIXや新興3市場は下落し、だらしのない1日となった。

 アメリカ市場は、朝方にGEとバンカメのさえない決算発表を受け大幅安スタート。ダウは一時120ドル超えの下げを見せたが、徐々に回復し10000ドル手前で引けた。ナスダック・S&Pも下落し、原油は変わらず好調、為替は円安が落ち着いた。

主なニュース

 来年度の概算要求、過去最大の95兆円、赤字国債は?
 景気判断3ヶ月連続据え置き、「持ち直しているが自律に乏しい」
 4~9月の大口電力16%減、景気悪化で最大の下落率。
 フェリー業界が減収400億円、高速道路無料化で。
 証券CFD取引、早くも倍率規制を検討。


先週末の主要指標
日経平均 10,257.56 +18.91
TOPIX 900.95 -3.16  東証一部出来高 19.7億株
NYダウ 9,995.91 -67.03
CME日経225先物 ¥ 10,205 (大証比-65)
NY原油 78.7$↑  NY金 1054.6$↑  USD/JPY 90.9↑
アジア株 まちまち  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 ほぼ下落


先週一週間の動向
日経平均 +241.17円    NYダウ +130.97$
NY原油 +6.4$  NY金 +4.5$  USD/JPY +1.1円


本日の外資系注文動向
売り1750万株 買い1760万株 10万株の買い越し(3日連続)

 今週は、ダウの10000ドル回復達成からの利確売りが続き、日経も再度10000円割れか?魔の10月相場も残すところあと半分。十分に警戒すべきと言ったところか。

米株が連日の年高更新、大幅円安も支援

2009.10.16 Friday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付き前から日経先物の気配が大幅上昇。CMEを大きく引き離して寄り付いたが、後場にはやや伸び悩むも堅調な展開となった。新興市場は弱い上昇となり、ジャスダックは小幅下落となった。

 アメリカ市場は、経済発表がまちまちで、10000ドルを挟んでのもみ合い。終盤には値を上げ、主要3指数は続伸し年高更新した。ゴールドマンサックスの決算は、持続性が疑われるトレーディング損益によるもので、金融関係は期待と疑問に包まれた模様。一方原油も続伸し、金は続落、為替は大幅円安だがドル安は変わらず。

主なニュース

 揺らぐ自民党、鳩山邦夫氏、環境新党立ち上げか?
 原油高続くものの、ガソリン2週連続下落。


昨日の主要指標
日経平均 10,238.65 +178.44
TOPIX 904.11 +9.77  東証一部出来高 20.0億株
NYダウ 10,062.94 +47.08
CME日経225先物 ¥ 10,305 (大証比+65)
NY原油 77.9$↑  NY金 1052.1$↓  USD/JPY 90.5↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 まちまち  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り1640万株 買い1880万株 240万株の買い越し(2日連続)

 本日の日本市場は、米株の上昇は昨日に織り込まれているものの、為替の大幅円高が今なお続き好調なスタートか。ただ、失速やほかのアジア市場の動きでは伸び悩みを見せるか?

ダウも5ケタ回復、日経高値更新は?

2009.10.15 Thursday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り高後は為替の円高傾向により急落。マイナス圏でのもみ合いとなり、日経平均は6営業日ぶり反落。TOPIX・新興3市場も軒並み下落し、ほかのアジア市場より弱さが目立った。

 アメリカ市場は、寄り付きから大幅上昇で推移し、ダウは1年ぶりの10000ドルを回復。ナスダック・S&Pと併せて年高を更新し、明るい1日となった。一方、原油は続伸、金は反落、為替は円安傾向だがドル安は止まらず。

主なニュース

 羽田空港ハブ化、成田とのすみ分けに一転合意。
 金融危機で従業員持ち株が過去最低。


昨日の主要指標
日経平均 10,060.21 -16.35
TOPIX 894.34 -7.06  東証一部出来高 21.9億株
NYダウ 10,015.86 +144.80
CME日経225先物 ¥ 10,190 (大証比+110)
NY原油 75.5$↑  NY金 1064.2$↓  USD/JPY 89.4↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 全面高  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り1970万株 買い3120万株 1150万株の買い越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、米株の主要3指数が年高更新したことを受け終日堅調か。でも日経の高値更新は月内は難しい?

円安もドル安が圧迫、日経10000円キープ?

2009.10.14 Wednesday   

昨日の市場動向

 週明け日本市場は、小じっかり。日経平均は、終日10000円台を割り込むことなく、無難な展開となった。TOPIXも900ポイントを回復し、新興3市場も小じっかりの展開となった。

 アメリカ市場は、利確売りが優勢となり下落してスタート。その後は下げ幅を縮小し、もみ合いで推移し、ダウとS&Pが4営業日ぶりの小幅反落、ナスダックは小幅に反発した。原油と金は続伸し、金がまたもや史上最高値を更新。

主なニュース

 前政権の「子育て応援手当」1200億円を凍結要請、仙谷行政相。
 東京メトロ、調整があわず上場を来年度に延期へ。
 関西系スーパー5社、軒並み2ケタ減益、8月中間決算。


昨日の主要指標
日経平均 10,076.56 +60.17
TOPIX 901.40 +3.57  東証一部出来高 18.2億株
NYダウ 9,871.06 -14.74
CME日経225先物 ¥ 10,055 (大証比-35)
NY原油 74.9$↑  NY金 1066.3$↑  USD/JPY 89.7↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 ほぼ下落  北・中南米株 まちまち


本日の外資系注文動向
売り2320万株 買い2130万株 190万株の売り越し(2日連続)

 本日の日本市場は、寄り前に気配を上げている日経先物に牽引され、10000円しっかりとキープ?しかし米株は高値圏、そろそろ危険な雰囲気・・・

日本休場中サプライズはなし、日経10000円維持?

2009.10.13 Tuesday   

昨日の市場動向

 アメリカ市場は、コロンブスデーで休日だが、市場は通常通り開場。堅調な滑り出しで、ダウとS&Pは年高を更新。終盤には決算発表の本格化を前に、利確売りに押され上げ幅を縮小。ナスダックは小幅に反落して取引を終えた。

主なニュース

 前原国交相、羽田空港を国際拠点化、成田とのすみ分け撤廃。


昨日の主要指標
日経平均 10,016.39 -休場-
TOPIX 897.83 -休場-  東証一部出来高 0.0億株
NYダウ 9,885.80 +20.86
CME日経225先物 ¥ 10,085 (大証比+75)
NY原油 73.4$↑  NY金 1057.6$↑  USD/JPY 89.8→
アジア株 まちまち  欧州株 ほぼ上昇  北・中南米株 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り2630万株 買い2200万株 430万株の売り越し(4日ぶり)

 連休明けの日本市場は、10000円台のスタートは堅いが上値は限定的か?米決算への警戒や、高値圏の株価に10月相場への警戒、安心して動ける時期ではなさそう。

日経10000円回復、体育の日は何かが起こる?

2009.10.12 Monday   

先週末の市場動向

 日本市場は、小幅に上昇スタートした後は、堅調な上海株につられて大幅高。日経平均は7営業日ぶりに10000円台を回復し、ほかの主要指数も軒並み上昇の全面高となった。

 アメリカ市場も、引き続き堅調なスタート。ハイテク株が相場を押し上げ、ダウが15営業日ぶりに終値ベースでの年高を更新。原油も続伸し、金は反落、為替は大きく円安方向に振れ、カナダ雇用統計の大幅改善からカナダドルが高い。

主なニュース

 オバマ大統領、ノーベル平和賞受賞?
 カナダの雇用者数が大幅増、失業率も改善。


先週末の主要指標
日経平均 10,016.39 +183.92
TOPIX 897.83 +10.24  東証一部出来高 20.9億株
NYダウ 9,864.94 +78.07
CME日経225先物 ¥ 10,060(大証比+50)
NY原油 72.3$↑  NY金 1050.1$↓  USD/JPY 89.8↑
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 まちまち  北・中南米株 ほぼ上昇


先週一週間の動向
日経平均 +284.52円    NYダウ +377.27$
NY原油 +2.6$  NY金 +46.7$  USD/JPY ±0.0円


 今週の日本市場は、引き続きアメリカより下がるときは下がり、上がるときはあまり上がらない展開が続きそう。ダウが10000ドル回復しても、日経平均の年高更新はなさそう。

ドル安・ゴールド高が止まらない

2009.10.09 Friday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付きから軟調に推移したが、売り一巡後は昨日利上げを発表した、オーストラリアの雇用統計を好感しプラス転換。ジャスダックは下落したが、そのほか主要指数は小幅に続伸した。

 アメリカ市場は、世界各国の市場の好調さを受け上昇スタート。新規失業保険申請件数の予想以上の改善も手伝い大幅高で推移。中盤からやや値を落としたがしっかりと高値を維持し、ダウは再度の年高更新に近づいた。原油も反発し、金は3日連続の最高値更新、為替は円高傾向は止まったものの、ドルが依然として弱くドル円はさえない動きとなった。

主なニュース

 上期の倒産件数が4年ぶりにマイナス。上場企業は5件。
 ファーストリテイリングの売上高・営業利益が過去最高更新。


昨日の主要指標
日経平均 9,832.47 +32.87
TOPIX 887.59 +1.90  東証一部出来高 19.2億株
NYダウ 9,786.87 +61.29
CME日経225先物 ¥ 9,875(大証比+15)
NY原油 71.3$↑  NY金 1054.7$↑  USD/JPY 88.4↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 ほぼ上昇  北・中南米株 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り1890万株 買い3230万株 1340万株の買い越し(3日連続)

 本日の日本市場は、米株の上昇を受けて堅調な展開でスタート。その後は連休前にのび悩みを見せ、上げ幅縮小か?

日経9日ぶり3ケタ↑、金は連日の最高値

2009.10.08 Thursday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付きから堅調に推移。日経平均は9営業日ぶりとなる3ケタ上昇となり、ほかの主要指数も上昇、マザーズとヘラクレスはとりわけ上昇が目立ち大幅続伸となった。

 アメリカ市場は、アルコア決算の見極めから、前日までの上昇の利確売りが先行。小幅反落でもみ合いが続き終盤には下げ幅を縮小。ダウは小幅反落、ナスダックとS&Pは小幅続伸とまちまちな結果となった。ドル円は一時88円割れ目前に迫り、金は連日の最高値更新となった。

主なニュース

 8月の景気一致指数が5ヶ月連続で上昇。
 ABCマート、消費低迷の中で過去最高益を更新。


昨日の主要指標
日経平均 9,799.60 +107.80
TOPIX 885.69 +14.06  東証一部出来高 23.4億株
NYダウ 9,725.58 -5.67
CME日経225先物 ¥ 9,765(大証比-25)
NY原油 69.8$↓  NY金 1047.5$↑  USD/JPY 88.6↓
アジア株 まちまち  欧州株 まちまち  北・中南米株 まちまち


本日の外資系注文動向
売り2310万株 買い3790万株 1480万株の買い越し(2日連続)

 本日の日本市場は、引き続き堅調な動きか?今晩は英国とユーロ圏の政策金利発表があり、豪利上げの直後だけに為替が荒れるか?

弱すぎる日本株、ドル円は88円台へ

2009.10.07 Wednesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り高後は上げ幅を縮小。後場には一時マイナス転換し、日経・TOPIX・ヘラクレスは小幅高、マザーズは大幅高、ジャスダックは小幅安と全般的には無難な展開となった。

 アメリカ市場は、昨日の大幅反発の流れが続き大幅上昇のスタート。後半にやや上げ幅を縮小したが、堅調に展開して取引を終えた。
 オーストラリアの利上げを発表を受け、金が大幅上昇し市場最高値を更新。原油も大幅続伸した。

主なニュース

 亀井郵政・金融大臣「家族間殺人が増えているのは大企業に責任」発言。
 東証一部企業、今冬ボーナス過去最大の減少率。
 イオン赤字、セブン&アイは減益、21年8月中間決算。
 豪中銀、G20で金融危機以降で初の利上げ、0.25%上げで3.25%。
 地デジ日本方式をベネズエラが採用、5カ国目。


昨日の主要指標
日経平均 9,691.80 +17.31
TOPIX 871.63 +4.35  東証一部出来高 20.4億株
NYダウ 9,731.25 +131.50
CME日経225先物 ¥ 9,725(大証比+40)
NY原油 71.3$↑  NY金 1041.8$↑  USD/JPY 88.8↓
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 全面高  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り2850万株 買い3450万株 600万株の買い越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、昨日同様に寄り高後は鈍い動きか?為替は新興国通貨や資源国通貨に資金の流れがみられ、ドル・ポンド・ユーロなど安く、円は情緒不安定だが・・・

為替の円安傾向もIMFで・・・

2009.10.06 Tuesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、朝方から為替の円安傾向も大した影響なく、方向感乏しくもみ合い。後場はアジア株が全体的に軟調なことを背景に、下げ足を強めマイナス域でのもみ合い。日経平均・TOPIX・新興3市場など主要指数は軒並み続落となった。

 アメリカ市場は、寄り付き後に発表された、ISM非製造業景況指数の上方修正を受け、堅調な展開で推移し終日上昇。原油と金も上昇し、為替はIMFの影響で新興国通貨に資金流入。このためドルやポンドが下落した。

主なニュース

 IMF国際通貨基金、新興国への出資比率引き上げへ。


昨日の主要指標
日経平均 9,674.49 -57.38
TOPIX 867.28 -7.39  東証一部出来高 19.5億株
NYダウ 9,599.75 +112.08
CME日経225先物 ¥ 9,695(大証比-35)
NY原油 70.2$↑  NY金 1017.9$↑  USD/JPY 89.5↓
アジア株 ほぼ下落  欧州株 ほぼ上昇  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り2430万株 買い2280万株 150万株の売り越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、米株反発を受けて反発スタートが予想されるが、昨日に続きIMFの影響から円安に動いても、同時に日本株売り→新興国株買いの動きが重しとなりそう。

週末材料消化に回復基調みせるか?

2009.10.05 Monday   

先週末の市場動向

 日本市場は、米株大幅安を受け暴落。CME日経225先物よりも深く安値を掘り進み、特に警戒すべき今週末のリスク回避から、売りが途絶えず買いが集まらず、昨日に続く全面安となった。

 アメリカ市場は、雇用統計のの悪化を受け、引き続き下落してスタート。前日までの下落もあり、売り一巡後は、徐々に回復し一時プラス転換。悪化した雇用統計の発表や、オリンピンク候補地のシカゴ落選も、相場のアク抜け材料となった。南米初の夏季オリンピックが決まったブラジル株は、全面高となった。

主なニュース

 バーナンキ議長「2010年成長率が3%なら失業率は9%上回る」発言。
 日本の失業率は改善、米国は非農業部門雇用者数が大幅悪化。
 2016年オリンピックは東京落選、リオデジャネイロに決定。
 プロ野球、楽天が初のクライマックスシリーズ出場確定。
 亀井郵政・金融大臣、日本郵政経営陣に退陣促す。
 G7、為替安定で合意。具体的な方策はなし。


先週末の主要指標
日経平均 9,731.87 -246.77
TOPIX 874.67 -21.45  東証一部出来高 21.9億株
NYダウ 9,487.67 -21.61
CME日経225先物 ¥ 9,695(大証比-35)
NY原油 69.7$↓  NY金 1003.4$↑  USD/JPY 89.8↑
アジア株 全面安  欧州株 全面安  北・中南米株 まちまち


先週一週間の動向
日経平均 -534.11円    NYダウ -177.46$
NY原油 +3.6$  NY金 +11.0$  USD/JPY +0.2円


本日の外資系注文動向
売り2020万株 買い2940万株 920万株の買い越し(2日ぶり)

 今週の日本市場は、弱含みのスタートか?G7閉幕や2016年オリンピック開催地が決定し、とりあえずの材料は消化され回復基調となるか?為替が注目の的であり、現在はマドを空けて下落後は値を戻している。

米雇用統計・オリンピック開催地・・・

2009.10.02 Friday   

昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付きから下げ続け、日経平均は10000円割れ、TOPIXは900ポイント割れと下値模索モード。魔の10月相場第一弾は、新興3市場も軒並み安い全面安となった。

 アメリカ市場も、引き続き大幅安でスタート。終日下げ続けダウが200ドル超え安となり、主要3指数は暴落した。原油と金は株式市場に比べると比較的穏やかな展開で、為替は円高が一段と進行しているが、ドルは下げ渋りの模様。

主なニュース

 日銀短観、製造業野崎行きは上方修正、設備投資は過去最悪の下方修正。


昨日の主要指標
日経平均 9,978.64 -154.59
TOPIX 896.12 -13.72  東証一部出来高 18.1億株
NYダウ 9,509.28 -203.00
CME日経225先物 ¥ 9,810(大証比-170)
NY原油 70.4$↑  NY金 1003.0$↓  USD/JPY 89.6↓
アジア株 ほぼ下落  欧州株 全面安  北・中南米株 全面安


本日の外資系注文動向
売り3170万株 買い2580万株 590万株の売り越し(2日連続)

 本日の日本市場は、米株大幅安の影響で10000円割れ継続の暴落スタート確定。今晩には魔の米雇用統計のほか、2016年オリンピックの開催地決定など、市場を揺さぶるニュースが多く、波乱展開確定。

昨日の化粧買いも本日は無用?

2009.10.01 Thursday   

昨日の市場動向

 日本市場は、上昇して始まったが後場にはマイナス圏でもみ合い。ラストでお化粧買いが一気に押し上げ、上昇して取引を終えた。ヘラクレスをのぞいて新興市場も上昇、REETも大きく反発した。

 アメリカ市場は、経済指標の予想外の悪化などで、寄り付きから大幅続落でスタート。その後は急ピッチに回復し、主要3指数は一時上昇に転ずるも、続かずに再度マイナス転換して引けた。

主なニュース

 米GDPは上方修正、シカゴ購買部景気指数・ADP雇用統計・MBA住宅ローン申請指数は下方修正。


昨日の主要指標
日経平均 10,133.23 +33.03
TOPIX 909.84 +5.84  東証一部出来高 16.3億株
NYダウ 9,712.28 -29.92
CME日経225先物 ¥ 10,015(大証比-95)
NY原油 70.3$↑  NY金 1011.0$↑  USD/JPY 89.7↓
アジア株 まちまち  欧州株 まちまち  北・中南米株 まちまち


本日の外資系注文動向
売り3250万株 買い1710万株 1540万株の売り越し(2日ぶり)

 本日の日本市場は、10000円すれすれに迫っているCME日経225先物にさや寄せし、10000円付近での攻防か?今晩も昨日に続き経済発表も目白押し、加えて開場前の日本も日銀短観など大型発表もあり、不安定な一日になりそう。

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