過去の市況   2008年09月

昨日は経済指標が圧迫、本日も多いが?

2009.09.30 Wednesday   

昨日の市場動向

 日本市場は、米株の大幅反発を好感して、好調なスタート。ただ、円高がストップしたとは言い難く、警戒感もあり、CME日経225先物に及ばずもみ合いとなった。TOPIX・新興3市場も小幅な反発にとどまり、REETは続落した。

 アメリカ市場は、寄り付きは上昇して始まったが、開場直後に発表された「消費者信頼感指数」が、予想外に低下したことを受けマイナス転換。その後も低調にもみ合い、さえない動きとなった。

主なニュース

 藤井財務相、円高容認から一転。「異常に動いたら、国益のためにしかるべき措置を取ることも」
 米トヨタ、プリウスなど380万台をリコール。
 東証、四半期決算開示の簡素化を検討。


昨日の主要指標
日経平均 10,100.20 +90.68
TOPIX 904.00 +1.16  東証一部出来高 18.0億株
NYダウ 9,742.20 -47.16
CME日経225先物 ¥ 10,075(大証比-25)
NY原油 66.7$↓  NY金 993.7$↑  USD/JPY 90.0↑
アジア株 ほぼ上昇  欧州株 まちまち  北・中南米株 まちまち


本日の外資系注文動向
売り2500万株 買い2840万株 340万株の買い越し(5日ぶり)

 本日の日本市場は、方向感乏しくもみ合いか?ドレッシング買いも、せいぜい10000円台キープ以上の目標意識はなく、上値は難しそう?

昨日は日経10000円割れ、幻に終わるか?

2009.09.29 Tuesday   

昨日の市場動向

 週明け日本市場は、一足先に始まった為替で、ドル円が88円前半・ユーロ円130円割れ・ポンド円140円割れ、など急激に円高が進み先物主導で大幅安スタート。その後も下げの勢いは止まらず、後場には一時、日経平均が10000円割れ、TOPIXも900ポイントを割り込んだ。新興3市場も下落し、2営業日連続の全面安となった。

 アメリカ市場は、寄り付きから大きく上昇し堅調な動き。M&A関連の発表が相次いだことや、原油が反発したことが相場を活気づかせる結果となった。主要3指数は4日ぶりに反発し、ヨーロッパなどの市場をも全面高へと牽引する主動力となった。

主なニュース

 藤井財務相の円高容認発言に追撃。御手洗経団連会長「しばらく静観、市場介入は望まない」


昨日の主要指標
日経平均 10,009.52 -256.46
TOPIX 902.84 -19.83  東証一部出来高 21.2億株
NYダウ 9,789.36 +124.17
CME日経225先物 ¥ 10,205(大証比+175)
NY原油 67.1$↑  NY金 992.8$↑  USD/JPY 89.6→
アジア株 全面安  欧州株 全面高  北・中南米株 全面高


本日の外資系注文動向
売り2990万株 買い1860万株 1130万株の売り越し(4日連続)

 本日の日本市場は、3日ぶり反発の予定だが、依然として円高水準にあり、大証の先物気配も弱い。場中でダウ先物や上海株がヤラれると、再度10000円割れにもなりかねない。

株安・円高・原油安、今週は波乱展開?

2009.09.28 Monday   

先週末の市場動向

 連休明けは権利買いなどで大幅高となった日本市場も、米株安や為替の円高を嫌気し大幅反落。前日の上昇分を飲み込んでも、なお余る下落ぶりとなった。TOPIX・新興3市場も軒並み下落し全面安となり、警戒ムード濃厚な一日となった。

 アメリカ市場は、新築住宅販売件数と耐久財受注が、予想より大幅悪化したことが重しとなり続落。一段と円高も進行し、ドル円が90円を割り込み、ポンド円も昨日に続き暴落など、夜間の為替も荒れた展開となった。

主なニュース

 G20金融サミットは、「各国が協調して景気対策を継続する」で合意閉幕。
 三洋電機、洗濯機リコールで業績を大幅下方修正。
 8月外食売上高、消費者の低価格志向で過去最大の落ち込み。
 出光興産、ガソリン卸価格を2ヶ月ぶり値下げ。


先週末の主要指標
日経平均 10,265.98 -278.24
TOPIX 922.67 -27.53  東証一部出来高 19.7億株
NYダウ 9,665.13 -42.25
CME日経225先物 ¥ 10,165(大証比-145)
NY原油 66.1$↑  NY金 992.4$↓  USD/JPY 89.6↓
アジア ほぼ下落   欧州 ほぼ下落   北・中南米 まちまち


先週一週間の動向
日経平均 -104.56円    NYダウ -155.07$
NY原油 -5.8$  NY金 -16.1$  USD/JPY -1.8円


本日の外資系注文動向
売り3020万株 買い1720万株 1300万株の売り越し(3日連続)

 今週は一段と波乱展開?為替といい、株式といい、G20といい、新政権といい、リーマンショック1周年といい、まもなく突入する10月といい、その時期来たるか。

権利買い終了後は週末リスク回避か?

2009.09.25 Friday   

昨日の市場動向

 連休明けの日本市場は、寄り付きから先物主導で大きく上昇。後場には伸び悩みを見せたが、権利買いなどが郵政となり大幅反発となった。TOPIXや新興市場も上昇したが、ヘラクレスのみ下落した。

 アメリカ市場は小幅反発して始まったが、中古住宅販売件数の予想より悪化したことを受け急落しマイナス転換。原油・金も併せて急落し、金は1000ドル割れ。為替も円高傾向で、とりわけ英ポンドとカナダドルが暴落した。

主なニュース

 安保理首脳会合、「核兵器無い世界」を決議。
 野村HD、5000億円強の公募増資。


昨日の主要指標
日経平均 10,544.22 +173.68
TOPIX 950.20 +10.76  東証一部出来高 23.6億株
NYダウ 9,707.44 -41.11
CME日経225先物 ¥ 10,340(大証比-120)
NY原油 66.0$↓  NY金 993.4$↓  USD/JPY 91.3→
アジア ほぼ下落   欧州 全面安   北・中南米 ほぼ下落


本日の外資系注文動向
売り3590万株 買い2970万株 620万株の売り越し(2日連続)


 本日の日本市場は、米株続落を受け弱い動きか。権利落ち日であり、今晩のアメリカ経済発表も多く、G20も開催中につき、様子見が強そう。

連休は無難、G20様子見と権利付最終日・・・

2009.09.24 Thursday   

昨日の市場動向

 アメリカ市場は、終盤まで穏やかに推移していたが、FOMC直後から一気に急落しマイナス転換。株価・原油・クロス円がそろって下落し、引け後も軟調な動きとなっている。

主なニュース

 鳩山首相が国連で「温室効果ガス25%削減」を表明。
 オバマ大統領、糖分入り炭酸飲料税で飲料メーカーから猛反発。
 FOMC、ゼロ金利を据え置き。
 米GM、3000人を再雇用へ。


昨日の主要指標
日経平均 10,370.54 -休場-
TOPIX 939.44 -休場-  東証一部出来高 0.0億株
NYダウ 9,748.55 -81.32
CME日経225先物 ¥ 10,335(大証比-5)
NY原油 68.2$↓  NY金 1008.6$↓  USD/JPY 91.3↑
アジア ほぼ下落   欧州 ほぼ下落   北・中南米 ほぼ下落


本日の外資系注文動向
売り2340万株 買い2290万株 50万株の売り越し(2日ぶり)


 日本市場の連休中は、特に大きな動きはなく無難な展開となりそう。ただ、本日から始まるG20の様子見や、権利付最終日となることから盛り上がりに欠けそう。

昨日は株安も円安が相殺する動き

2009.09.22 Tuesday   

昨日の市場動向

 アメリカ市場は、下落して始まり徐々に下げ幅を縮小。ダウとSPはそのまま反落となったが、ナスダックはプラス転換し年高を更新した。為替は円高が一服し、株安を打ち消す円安傾向となり、原油と金は続落した。

主なニュース

 オバマ大統領、23日の金融サミットで鳩山首相に輸出依存型経済からの脱却、および内需拡大を直接要請の見通し。


昨日の主要指標
日経平均 10,370.54 -休場-
TOPIX 939.44 -休場-  東証一部出来高 0.0億株
NYダウ 9,778.86 -41.34
CME日経225先物 ¥ 10,365(大証比+25)
NY原油 69.6$↓  NY金 1005.3$↓  USD/JPY 91.9↑
アジア まちまち   欧州 まちまち   北・中南米 まちまち


昨日は株安も円安が相殺する動き

2009.09.22 Tuesday   

昨日の市場動向

 アメリカ市場は、下落して始まり徐々に下げ幅を縮小。ダウとSPはそのまま反落となったが、ナスダックはプラス転換し年高を更新した。為替は円高が一服し、株安を打ち消す円安傾向となり、原油と金は続落した。

主なニュース

 オバマ大統領、23日の金融サミットで鳩山首相に輸出依存型経済からの脱却、および内需拡大を直接要請の見通し。


昨日の主要指標
日経平均 10,370.54 -休場-
TOPIX 939.44 -休場-  東証一部出来高 0.0億株
NYダウ 9,778.86 -41.34
CME日経225先物 ¥ 10,365(大証比+25)
NY原油 69.6$↓  NY金 1005.3$↓  USD/JPY 91.9↑
アジア まちまち   欧州 まちまち   北・中南米 まちまち


シルバーウィーク、何が起こるか?

2009.09.21 Monday   

 今週はシルバーウィークにつき、日本市場は24日木曜日から。休場となる3日間で 、海外(とりわけアメリカ市場)や、為替の動きがどのような形で、日本市場にマドを空けさせてくるのか。

主なニュース

 三洋電機、5度のリコールで費用は100億円相当。
 阪神電鉄、なんば線の運行収入が予測より16%増。
 米新車販売、9月は28年ぶりの低水準、補助制度終了で。


先週末の主要指標
日経平均 10,370.54 -73.26
TOPIX 939.44 -0.08  東証一部出来高 23.4億株
NYダウ 9,820.20 +36.28
CME日経225先物 ¥ 10,380(大証比+40)
NY原油 71.9$↓  NY金 1008.5$↓  USD/JPY 91.4↑
アジア まちまち   欧州 まちまち   北・中南米 まちまち


先週一週間の動向
日経平均 -73.79円    NYダウ +214.79$
NY原油 +2.8$  NY金 +0.9$  USD/JPY +0.8円


先週末の市場動向

 日本市場は、寄り付きから先物主導の売りに押され大幅安。後場には下げ幅を縮小したが、大型連休前に上昇には至らず反落した。日経平均に対してTOPIXは超小幅安にとどまり、新興市場もマザーズを残して下落した。アジア株では上海株が3%超えの下落となった。

 アメリカ市場は、小動きでしっかりと推移。小幅に反発し、主要3指数は年高を更新して引け、ダウは9800ドルを回復し、いよいよ10000ドル回復の射程圏に入った。為替は円が小安く、ドル高基調となったほか、原油と金は続落した。

大型連休控え利確売り先行か?

2009.09.18 Friday   

 本日は、明日からのシルバーウィークを控え利確売りが先行か?円高のブレーキも微妙であり、昨日の上昇が大きかった分は反動となりそう。

本日の外資系注文動向
売り2380万株 買い3730万株 1350万株の買い越し(2日連続)

主なニュース

 鳩山内閣は支持率70%超えの高水準。
 USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が上場廃止。


昨日の主要指標
日経平均 10,443.80 +173.03
TOPIX 939.52 +8.09  東証一部出来高 20.0億株
NYダウ 9,783.92 -7.79
CME日経225先物 ¥ 10,380(大証比±0)
NY原油 72.2$↓  NY金 1014.8$↓  USD/JPY 91.0↑
アジア ほぼ上昇   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 まちまち


昨日の市場動向

 日本市場は、米株の上昇を受け堅調な動き。後場には上げ渋りを見せたが、後半盛り返し日経平均は高値引け。TOPIXも反発したが、新興3市場はそろって下落となり、明暗が分かれた。

 アメリカ市場は、続伸して始まった後は伸び悩みマイナス転換。経済発表は軒並み予想を上回ったが、利確売りに押され4日ぶり小反落となり、主要3指数はザラ場ベースでは年高更新したが、終値ベースでの更新はストップとなった。

国政が一段落も大型連休を控え・・・

2009.09.17 Thursday   

 本日は、国政のアク抜け感から堅調な動きか?ただ、円のさえない動きや、今晩の経済発表も多く、大型連休前なので警戒感が残るが・・・

本日の外資系注文動向
売り1280万株 買い2260万株 980万株の買い越し(3日ぶり)


新内閣の閣僚名簿
第93代(60人目)内閣総理大臣 鳩山由紀夫氏
副総理・国家戦略 菅直人氏   官房長官 平野博文氏
  総務 原口一博氏   財務 藤井裕久氏   法務 千葉惠子氏
外務 岡田克也氏   文部科学 川端達夫氏   厚生労働 長妻昭氏
防衛 北沢俊美氏   経済産業 直嶋正行氏   農林水産 赤松広隆氏
国土交通 前原誠司氏   環境 小沢鋭仁氏   郵政・金融 亀井靜香氏
行政刷新 仙谷由人氏   国家公安委員長・拉致担当 中井洽氏
消費者行政・少子化・男女共同参画・食品安全 福島瑞穂氏


主なニュース

 裁判員裁判で初の無期懲役判決、和歌山地裁、強盗殺人事件。
 ルネサスとNECエレク、経営統合の基本契約締結。
 花王がエコナシリーズ全商品を販売自粛、発がん性物質生成可能性のため。


昨日の主要指標
日経平均 10,270.77 +53.15
TOPIX 931.43 -1.09  東証一部出来高 19.5億株
NYダウ 9,791.71 +108.30
CME日経225先物 ¥ 10,310(大証比+100)
NY原油 72.4$↑  NY金 1018.4$↑  USD/JPY 90.9↓
アジア ほぼ上昇   欧州 全面高   北・中南米 全面高


昨日の市場動向

 日本市場は、寄り付き後は堅調に推移。しかし国会開始直後から急激に上げ幅を縮小し、日経平均は小幅続伸に終わり、TOPIXは続落、新興市場もマザーズを残して下落し、REETは6営業日ぶり反落となった。

 アメリカ市場は、昨日に引き続き絶好調。経済発表には特に大きなサプライズが無い中、右肩上がりの上昇となり、主要3指数は連日の年高更新となった。

本日鳩山新内閣誕生、新生日本

2009.09.16 Wednesday   

 本日は、新内閣の閣僚人事の見極めから薄商いで停滞気味か?早ければ後場にも仕掛けが入る可能性アリだが、今晩も経済発表が多いことから本格的には明日から、もしくはシルバーウェーク明けか?

本日の外資系注文動向
売り1770万株 買い1540万株 230万株の売り越し(2日連続)

 主なニュース
   本日午後1時から特別国会、鳩山新内閣発足。
   DeNA、モバゲータウンの会員数が1500万人突破。


昨日の主要指標
日経平均 10,217.62 +15.56
TOPIX 932.52 -1.53  東証一部出来高 15.6億株
NYダウ 9,683.41 +56.61
CME日経225先物 ¥ 10,235(大証比+45)
NY原油 70.4$↑  NY金 1009.0$↑  USD/JPY 91.1↑
アジア まちまち   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 ほぼ上昇


昨日の市場動向

 日本市場は、反発して寄りついたものの、長続きせずに一時マイナス転換。その後も低調なもみ合いを続けながら、日経平均は小幅反発、TOPIXは続落となり、新興市場はヘラクレスが下落した。

 アメリカ市場は、方向感乏しくもみ合い。開場前に発表された、卸売物価指数・小売売上高・NY連銀製造業景気指数は、いずれも予想を上回ったが、大したサプライズとはならなかった。その後、中盤からは緩やかに上昇し、ダウ・ナスダック・S&Pの主要3指数は続伸となり年高を更新した。

円高一服と昨日大幅安の反動も限定的か?

2009.09.15 Tuesday   

 本日は、米株反発と円高の一服感から反発が予想されるが、引き続き新政権閣僚人事から様子見ムードとなり、上値は限定的か?

本日の外資系注文動向
売り1490万株 買い1470万株 20万株の売り越し(2日ぶり)

 主なニュース
   大型上場の三菱総研、初値は45%高の3200円。
   南米チリ、地デジで日本式採用を正式決定。
   日航、再建のため事業規模を2割縮小。
   新政権効果は21年度マイナス、22年度プラス、民間調査期間。


昨日の主要指標
日経平均 10,202.06 -242.27
TOPIX 934.05 -16.36  東証一部出来高 17.9億株
NYダウ 9,626.80 +21.39
CME日経225先物 ¥ 10,255(大証比+75)
NY原油 68.9$↓  NY金 1001.7$↓  USD/JPY 90.9↑
アジア ほぼ下落   欧州 ほぼ下落   北・中南米 ほぼ上昇


昨日の市場動向

 週明け日本市場は、朝方からの円高が嫌気されたことと、新政権人事の様子見モードから買い控えとなり大幅安。前場は下げ続け、日経平均は一時270円安となった。後場には下げ幅を若干縮小したものの、低水準でのもみ合いが続き全面安となった。

 アメリカ市場は、安寄り後は徐々に値を回復し小幅反発。オバマ大統領の、「リーマン・ブラザーズ破綻一周年演説」には反応薄となり、円高にも一服感が出た。

メジャーSQ明けのトレンドはいかに?

2009.09.14 Monday   

 今週の日本市場は、SQ後のトレンド変化で軟調な展開か?
16日の政権正式移行はすでに織り込み済みで、次の大がかりな材料まで弱い動きが続くのか・・・
 本日は、明け方から若干ながら円高が進行。でも外資系は大幅買い越し。やはり上値は重たそうだが・・・

本日の外資系注文動向
売り1630万株 買い2550万株 920万株の買い越し(2日ぶり)

 主なニュース
   日経平均SQ値、10,541.92円、前日比+28.25円。
   吉本興業、TOBによる非上場化を正式発表。


先週末の主要指標
日経平均 10,444.33 -69.34
TOPIX 950.41 -8.08  東証一部出来高 27.9億株
NYダウ 9,605.41 -22.07
CME日経225先物 ¥ 10,365(大証比-35)
NY原油 69.1$↓  NY金 1007.6$↑  USD/JPY 90.6↓
アジア ほぼ上昇   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 まちまち


先週一週間の動向
日経平均 +257.22円    NYダウ +164.14$
NY原油 +1.3$  NY金 +11.5$  USD/JPY -2.3円


先週末の市場動向

 日本市場は、寄り付き前に発表された四半期GDPが予想を下回ったことと、SQのため上値は重たく押さえられ、わずかな上昇でスタート。アジア株が堅調な動きの中、為替の円高傾向も影響し、やや荒い値動きの中、日経平均・TOPIXは下落。一方で新興3市場やREETは元気よく続伸した。

 アメリカ市場は、もみ合いでスタート。経済発表はまちまちで特にサプライズはなく、大きな動きはなかったものの主要3指数は6日ぶりに反落した。為替の円高も止まらず、原油は大幅反落、金は続伸し1000ドルを回復した。

米株は年高更新、日本はSQにらみ・・・

2009.09.11 Friday   

 本日の日本市場は、米株高を好感し続伸スタートか?日経先物の気配はCMEより安いが、寄り付き後は堅調に推移しそう。ただ、上海株の動向はもちろん、週末および経済発表も多いのと、昨日の上昇も大きかったので、10500円付近に落ち着くか?

本日の外資系注文動向
売り2570万株 買い2510万株 60万株の売り越し(2日ぶり)

 主なニュース
   シャープ、過去最大となる1500億円の社債発行。
   英中銀、政策金利と量的緩和枠を据え置き。
   米国、新規失業保険申請数は予想より改善。


昨日の主要指標
日経平均 10,513.67 +201.53
TOPIX 958.49 +18.65  東証一部出来高 19.9億株
NYダウ 9,627.48 +80.26
CME日経225先物 ¥ 10,545(大証比+35)
NY原油 71.9$↑ NY金 997.5$↑ USD/JPY 91.8↓
アジア ほぼ上昇   欧州 まちまち   北・中南米 ほぼ上昇


昨日の市場動向

 日本市場は、機械受注が大幅に悪化したことや、上海株の下落にも負けじと堅調な展開。日経平均は、SQ前ながら元気な右肩上がりとなった。ほかの指数も軒並み上昇し、全面高の展開となった。

 アメリカ市場は、小動きで始まった後は堅調に推移。ダウはザラ場・終値ベースでともに年高を更新。ナスダック・S&Pも年高更新と、主要3指数は5日続伸となった。

メジャーSQ控え上値は限定的?

2009.09.10 Thursday   

 日本市場は、CME日経225先物より大きく下げてのスタート。後場には下げ幅を拡大し、日経平均は一度もプラス圏に浮上できぬままに終了。新興市場は、ジャスダックとマザーズが上昇し、REETが7日ぶりに反発した。

 アメリカ市場は、引き続き堅調な滑り出し。ダウは9500ドルを再び回復し4日続伸となり、S&Pは終値ベースでの年高を更新した。ただ、好調な米株を背景にしながらも、為替が急激に円高になるなど、怪しい動きも見られた。


前日の主要相場
日経平均 10,312.14 -81.09
TOPIX 939.84 -6.56  東証一部出来高 20.1億株
NYダウ 9,547.22 +49.88
CME日経225先物 ¥ 10,455(大証比+115)
NY原油 71.7$↑ NY金 994.4$↓ USD/JPY 92.1↓
アジア まちまち   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 まちまち


本日の外資系注文動向
売り1720万株 買い1760万株 40万株の買い越し(6日ぶり)


 主なニュース
   景気一致指数・先行指数、ともに予想を上回る上昇。
   ダイエー、初の売り上げ1兆円割れへ下方修正。
   政権交代の影響で輸入小麦の価格改定が大幅に遅れ。

 本日の日本市場は、米株上昇の恩恵を受けて上昇するものの上値は限定的か?為替が円高に仕掛けられるとマイナス転換の可能性も。

米株休み明けは堅調、円高は懸念材料

2009.09.09 Wednesday   

 日本市場は、前日の米株休場により手がかり難ながらも堅調な動き。日経平均は一時マイナス転換する場面も見せたが、終盤に高値を更新した。新興市場はジャスダックが下落し、REETは続落したが、その他は小高く推移した。

 アメリカ市場は、休場中に世界各地が上昇していたおかげで3日続伸。上昇スタート後は伸び悩みを見せたが、終盤にはしっかりとした動き。一方で為替は円高ドル安が進み、原油は反発して70ドル台を回復した。


前日の主要相場
日経平均 10,393.23 +72.29
TOPIX 946.40 +1.80  東証一部出来高 18.6億株
NYダウ 9,497.34 +56.07
CME日経225先物 ¥ 10,415(大証比+5)
NY原油 71.4$↑ NY金 995.5$↑ USD/JPY 92.3↓
アジア 全面高   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り3100万株 買い2670万株 880万株の売り越し(5日連続)


 主なニュース
   8月の企業倒産件数は改善、東京商工リサーチ。

 本日の日本市場は、米株上昇の恩恵は受けられずに、円高懸念とSQ前の様子見から、もみ合いor下落か?

米株休場に週末メジャーSQで警戒か?

2009.09.08 Tuesday   

 日本市場は、寄り付きから上昇し終日堅調。高値圏で膠着し、値動きには乏しい1日となった。ほか指数もほぼ上昇したが、マザーズやREETは下落した。

 アメリカ市場は、レーバーデーのため休場。CME日経225先物はグローベックスで堅調に推移し、為替も若干の円安傾向となった。


前日の主要相場
日経平均 10,320.94 +133.83
TOPIX 944.60 +8.86  東証一部出来高 15.2億株
NYダウ 9,441.27 -休場-
CME日経225先物 ¥ 10,370(大証比+60)
NY原油 67.8$ NY金 996.1$ USD/JPY 93.1↑
アジア ほぼ上昇   欧州 全面高   北・中南米 まちまち


本日の外資系注文動向
売り2430万株 買い1550万株 880万株の売り越し(4日連続)


 主なニュース
   日本の8月末外貨準備高が過去最高。
   8月の携帯純増数、ソフトバンクが首位に返り咲き。
   昭和シェル、太陽電池で新工場、日立プラズマからの転用で。
   日航、不採算路線を大幅廃止&減便へ。

 本日の日本市場は、米株が休みだったため手がかり難で小動きか?そろそろメジャーSQに対する警戒から、上値は追いにくく下落には警戒といったところか。

米雇用統計とG20、日本はどう受け止める?

2009.09.07 Monday   

 日本市場は、寄り付きで反発も軟調な展開が続く。米株反発を受け、アジア市場はほぼ上昇する中、日本市場の主要指数は軒並み下落となった。

 アメリカ市場は、開場前に発表された雇用統計を受け、様々な思惑が飛び交い為替が超大幅乱高下。その後始まった市場では、一時マイナス圏に突入したものの、その後は堅調に推移し上げ幅を順次拡大した。


先週末の主要相場
日経平均 10,187.11 -27.53
TOPIX 935.74 -7.03  東証一部出来高 19.2億株
NYダウ 9,441.27 +96.66
CME日経225先物 ¥ 10,330(大証比+90)
NY原油 67.8$↓ NY金 996.1$↑ USD/JPY 92.9↑
アジア ほぼ上昇   欧州 全面高   北・中南米 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り1430万株 買い1350万株 80万株の売り越し(3日連続)


 主なニュース
   G20金融危機再発防止策、銀行の高額報酬抑制で合意。
   大日本印刷、「光る、しゃべる」ポスター開発。
   子ども手当、新与党3党内で設計方針にズレ。
   米雇用統計、非農業部門雇用者数は予想より改善、失業率は悪化。

 衆院選挙後は、利確売りや様子見が続き軟調な1週間だった。今週の日本市場は、序盤に回復基調は見せそうだが、週末にメジャーSQを控えているため上値は限定的になりそう。加えて上昇が半年ほど続いたため、SQを境にしばらく下落トレンドに転換するおそれも。

米株にも下げ止まり感、あとは為替・・・

2009.09.04 Friday   

 日本市場は、引き続き軟調な展開。上海株の大幅続伸が、後場に日経平均を一時プラス転換させたが、続かず続落となった。TOPIX・新興3市場も続落した。

 アメリカ市場は、上昇スタートしたが、失業保険申請件数が予想より悪化し、すぐにマイナス転換。しかし、その後はしっかりと推移し、終盤にも上げ幅を拡大、ダウは5日ぶりに反発した。金も連日の大幅高となった模様。


前日の主要相場
日経平均 10,214.64 -65.82
TOPIX 942.77 -7.04  東証一部出来高 17.5億株
NYダウ 9,344.61 +63.94
CME日経225先物 ¥ 10,240(大証比+40)
NY原油 68.1$↓ NY金 995.6$↑ USD/JPY 92.8↑
アジア まちまち   欧州 ほぼ上昇   北・中南米 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り2510万株 買い1680万株 930万株の売り越し(2日連続)


 主なニュース
   出光、ガソリン卸値を6週連続で引き上げ。
   三井住友が大和証券との提携解消を検討。

 本日の日本市場は、米株高でも依然として警戒する動きか?今晩の米国失業率もあまり改善期待できない中で、週末といい上値追いは難しそう。

暴落後も反発には至らず小安い・・・

2009.09.03 Thursday   

 日本市場は、米株大幅安を受け全面安の展開。上海株の上昇も効果無く、円高に一服感があったもののこれまた効果無く、終日安値圏に停滞して終えた。

 アメリカ市場は、方向感乏しく小動きでスタート。前日の下落を押し返す力はなく、終日弱い動きとなとり主要指数は続落、ダウは4日続落となった。FOMCはサプライズ全くなしで、為替は円高が続き、金が大幅高。


前日の主要相場
日経平均 10,280.46 -249.60
TOPIX 949.81 -18.96  東証一部出来高 19.6億株
NYダウ 9,280.67 -29.93
CME日経225先物 ¥ 10,240(大証比-70)
NY原油 68.4$↑ NY金 979.6$↑ USD/JPY 92.3↓
アジア ほぼ下落   欧州 全面安   北・中南米 まちまち


本日の外資系注文動向
売り1670万株 買い1460万株 210万株の売り越し(2日ぶり)


 主なニュース
   米新車販売は1年10ヶ月ぶり増加、買い換え特需のため。
   アース製薬、新型インフル対策に耳かけなしマスクを投入。
   マイクロソフト、Xbox値下げでプレステ3に対抗。

 本日の日本市場も、引き続き軟調か?今日明日と米国雇用系の指標発表など様子見で、上昇は難しいか?

米株暴落、日本株も暴落予定?

2009.09.02 Wednesday   

 日本市場は、弱いスタートを切ったが上海株の反発を受けてプラス転換。やや荒い動きとなりながら、主要株価指数は軒並み反発した。

 アメリカ市場は、小安いスタート後に反発したものの、再度マイナス転換し急激に下げ幅を拡大。ダウは一時200ドルを超える下げとなり、主要3指数は大幅続落となった。為替も円高傾向だが、ドル高とほぼ相殺されたドル円は小動きなった。


前日の主要相場
日経平均 10,530.06 +37.53
TOPIX 968.77 +3.04  東証一部出来高 16.5億株
NYダウ 9,310.60 -185.68
CME日経225先物 ¥ 10,285(大証比-215)
NY原油 68.3$↓ NY金 957.3$↑ USD/JPY 92.9↓
アジア ほぼ上昇   欧州 全面安   北・中南米 全面安


本日の外資系注文動向
売り2240万株 買い2360万株 120万株の買い越し(2日ぶり)


 主なニュース
   シルバーオックス、自己破産を申請。
   朝日新聞と日経新聞、初の赤字転落へ。
   新車販売が13ヶ月ぶりに増加。
   セブン&アイ、22年度業績予想を下方修正。

 本日の日本市場は、米株暴落を受けて大幅反落確定!上海株の行方が切り返しポイントになるか注目されそう。

民主党政権歓迎も上海株が圧迫

2009.09.01 Tuesday   

 日本市場は、朝方は先物主導とダウ先物の援護で大幅上昇し、日経平均は一時10700円回復。しかし、為替の円高に歯止めがかからないことと、上海株の大幅下落で一気に値を消しマイナス転換。後場からは狭い範囲でのもみ合いとなり、日経平均は選挙後第一弾は下落、月間ベースでは小幅上昇にて終えた。

 アメリカ市場も、寄り付きから大幅下落で始まる。ダウとS&Pは続落、ナスダックは10日ぶり反落となった。 月間ベースでは、ナスダックがやや弱い上昇となったが、ダウとS&Pは日経平均よりもリードする展開となって8月を終えた。


前日の主要相場
日経平均 10,492.53 -41.61
TOPIX 965.73 -3.58  東証一部出来高 21.6億株
NYダウ 9,496.28 -47.92
CME日経225先物 ¥ 10,460(大証比+10)
NY原油 69.6$↓ NY金 952.3$↓ USD/JPY 93.1↓
アジア 全面安   欧州 全面安   北・中南米 ほぼ上昇


本日の外資系注文動向
売り1100万株 買い990万株 110万株の売り越し(2日ぶり)


 主なニュース
   財務省発表の一般会計、平成22年度は過去最大の92兆円。
   大手4行、住宅ローン金利を引き上げ。
   CSK、コスモ証券売却を検討。
   ディズニー、「スパイダーマン」のマーベルを買収。

 本日も寄り付きは、弱いスタートか?昨日同様に上海株の行方が注目材料となりそう。

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