過去の市況   2008年11月

ダウ5営業日続伸1276ドル

2008.11.29 Saturday10:49

 アメリカ市場は、ダウが102.43ドル高、ナスダックが3.47ポイント高。ダウは昨年7月以来の5営業日続伸で、合計の上昇幅は1276ドルに達した。急落していた原油が急反発し、落ち着かない動きとなっている。
 原油    55$  ↑   金     816$  ↑
 USD/JPY  95.5  →   EUR/JPY  121.2 ↑
 EUR/USD  1.269 ↓   ADR   ほぼ高い

CME日経225先物は大証比15円安の8505円。
 だんだんボラティリティが小さくなってきてはいるがねぇ・・・嵐の前の静けというやつですか?「すでに嵐の後だ。」という人もいるでしょうが、このまま落ち着くようには見えませんねぇ。もっとも前ほど激しくは動かないだろうが・・・

ボラティリティが急低下

2008.11.29 Saturday01:48

 アメリカ市場は、日本同様に小動き。ダウは高低差100ドルに満たない落ち着いた相場。ナスダックはだうよりもやや甘い状況。原油が急降下しており、為替は円高ユーロ安のため、ドル円は小動きにとどまっている。
 ずいぶんとボラティリティが小さくなってしまったが、このままいくかどうかは疑問?やはりビッグスリー問題の行方待ちか?いくら世界の経済に打撃を与えることになるとはいえ、これらの経営者を救うために税金を使うのはあってならぬこと。まずは彼らを成敗するべし!

後場だけは相変わらず荒い動き

2008.11.28 Friday14:56

 前場は前日値付近をさまよい、日経平均はわずかに高低差100円程度の小動き。後場から急騰し、一時150円上昇し8500円台を回復する場面を見せたが、中盤に押し戻され上げ幅を縮小した。TOPIXやジャスダックがさえない展開で、ヘラクレスが小高く、マザーズやREETが大きく上昇している。業種別では鉱業・金属系・卸売りが高く、保険・電気ガスが安い。とりわけ商社株に買い物が集まった模様。アジア市場は高安マチマチの展開。
 ここ3日間は材料もなく、売買金額が今年最低レベルに低迷。そんな中で割安感からの試し買いなどで、自律反発のスモール版のごとくジリ高傾向が続いている。
 気になるニュース
来年の大学新卒の内定取り消しが、現在判明時点で300人を突破。契約更改見送りになる可能性のある、契約社員などの非正規労働者数(大半は派遣社員となる)も3万人を超えるとの見通しが厚生労働省の調査で判明した。
 いよいよ影響が深刻化するか?日本は海外に比べて現状にまだまだ楽観視している部分があるが・・・

アメリカ休場につき材料無く

2008.11.28 Friday08:56

 昨晩はアメリカ市場休み。ヨーロッパや中南米でも堅調な動きとなり、一日を通して明るいムードとなった。
 原油    54$  ↓   金     815$  ↑
 USD/JPY  95.5  →   EUR/JPY  123.0 →
 EUR/USD  1.289 →     

外資系注文は470万株の売り越し。特に材料もないため、終日もみ合いか?
 それにしてもフォードのCEOは、政府の救済条件である報酬の削減に反発しているとのこと。他の役員の報酬はカットして、自分だけは莫大な報酬を取るつもりらしい。ふざけるな!こんな経営者はシャツ一枚も残さずはぎ取って即刻追い出すべし!AIGの会長が年間報酬を1ドルとしたのに何を考えているのだ!

インドのテロにも影響されず

2008.11.27 Thursday14:41

 高値で寄りついた後は、上げ幅を縮小。日経平均は一時250円近く上げたが100円程度の上昇にとどまった。新興市場はジャスダックが小幅高を維持しているが、マザーズ・ヘラクレスともにさえない。業種別では鉱業・卸売り・金融系が高く、国際帝石や任天堂が大幅高。
 アジア市場もほぼ全面高となっており、為替は円高傾向。アメリカの商品市場は感謝祭のため休場となっている。
 インドのテロには全く動じなかった金融市場。今晩はアメリカ休場のため、明日も併せて世界的にこの明るい市場ムードを維持できれば、明日のアメリカは問題なさそう。でも明日の日本は崩れそう・・・

GM救済の可能性高まる?

2008.11.27 Thursday08:57

 アメリカ市場は、寄り付きで下落した直後は一直線に上昇。ダウが247.14ドル高、ナスダックは67.37ポイント高。感謝祭を前に利確売りが先行したが、GM救済の可能性が高くなったという見通しが自動車株の大幅上昇へとつながった。
 原油    55$  ↑   金     810$  ↓
 USD/JPY  95.5  →   EUR/JPY  123.0 ↓
 EUR/USD  1.289 ↓   ADR   全面安

外資系注文は50万株の買い越し。CME日経225先物は大証比380円高の8520円。
 気になるニュース
EUで2000億ユーロ(24兆円)相当の景気対策案。
欧州格付け会社フィッチ、トヨタを2段階格下げ。
 大証日経先物はCMEに比べて安い気配となっており、現在は日米ともに上値の重たいゾーン。本日も伸び悩みか?

日米ともに当分はレンジ相場?

2008.11.27 Thursday01:34

 アメリカ市場は、予想通りの下落スタート。ダウは一時150ドル超えの下げとなったが、寄り付き後はすぐに上昇転換。昨日下落したナスダックは、ダウよりも強い上げとなっている。
 原油・金も相変わらずの乱高下で、為替は円高、ユーロやポンドの下げが目立つ。CME日経225先物も小高く推移している。

 ちょっと気になるニュース
中国では中央銀行が1%を超える大幅利下げを発表。
今年経営破綻した上場企業が戦後最多となる30社達成。
BNPパリバ証券に業務改善命令。アーバンコーポレイション資金調達で。
 BNPパリバに甘すぎ!どう考えてもあれは犯罪であってアーバンの経営陣も集めて逮捕するべき!明らかに株価の不正操縦に加え、経営破綻を前提とした上で資金調達なんてどう考えてもおかしすぎ!両社の経営陣は、逮捕され懲役刑を受け全資産を差し出すべし!
 中国の利下げと、破綻企業が建設会社だったことが明日の相場にどう影響するのやら・・・

材料が枯れ、レンジ相場

2008.11.26 Wednesday14:47

 方向感がハッキリせず、細かく乱高下した本日の市場。日経平均は前場に200円近く下げたかと思えば、後場仁はマドをあけて前日比変わらずまで戻したが、再度下げ足と不安定。
 新興市場もそろって下落する中、REETは上昇。業種別では保険が大幅高で他は高安マチマチ。アジア市場は、中国・香港・韓国は高いが、他はさえない。為替も円高傾向で、ユーロも安い。
 最近は前後場間でのマド開きの大きさが目立つうえ、ダウ先物の仕掛けより直接日経先物への仕掛けが多い。やはり材料が特になく流動性も低い現状では、大口さんもお疲れ気味?
 今晩のアメリカ市場は、昨日よりも多い経済指標の発表が下げを手動か・・・

イマイチ方向感がハッキリせず

2008.11.26 Wednesday08:57

 アメリカ市場は、方向感つかめず高安マチマチの展開。ダウが36.08ドル高と続伸したが、ナスダックは7.29ポイント安と反落。原油と金がそろって下落し、為替も円が急反発した。
 原油    51$  ↓   金     817$  ↓
 USD/JPY  95.5  ↓   EUR/JPY  124.4 ↓
 EUR/USD  1.303 ↑   ADR   全面安

外資系注文は860万株の売り越し(14営業日連続)。CME日経225先物は大証比45円安の8295円。
 買い物が一巡した様子だが、改めて売り込む材料も特になしといった状況のアメリカ市場。日本市場では大証の日経先物が気配を深く下げているが・・・

イマイチハッキリしない状況だが・・・

2008.11.26 Wednesday01:32

 アメリカ市場は続伸スタートしたが、すぐに失速しマイナス転換。ダウは小安い程度だが、ナスダックの下げが若干キツイ。金や原油も乱高下しながら下落し、為替も円が急反発している。
 イマイチ方向性がハッキリでない状況。CME日経225先物も大証と同じ水準での動き。次の一手であるビッグスリーの救済or破綻がハッキリと出るまで、この水準での乱高下が続きそう・・・本日のクライマックスはさすがに売りでくるか?

寄り天を打ち上げ幅縮小

2008.11.25 Tuesday14:32

 寄り付きでは日経平均が400円を超える上昇を見せたが、その後はダラダラと下げ続け200円程度の上げ幅に縮小した。新興市場でもジャスダックが一時マイナス転換など小幅高にとどまった。
 業種別では不動産を中心に金融系が高く、個別にはモルガンスタンレーから好格付けを受けたソフトバンクが大幅高。任天堂やソニーは安い。
 原油・金もダレた動きとなっており、為替も円が急反発している。ダウ先物も小安く推移している様子。アジア市場も全般的に高いが、中国がやや甘い。
 終盤には毎度の先物仕掛け買いが入り、高値に再トライする動き。ほんと最近多いですねぇ。
 今晩のアメリカ市場は、先週末からの大幅上昇と相次ぐ経済指標の発表につき、利確売りなどで大きく反落か・・・

シティ救済策で大幅続伸

2008.11.25 Tuesday08:50

 アメリカ市場は、金融系を中心に大幅続伸。ダウは終盤に一時550ドルを超え396.97ドル高で引け、ナスダックは87.67ポイント高。シティ救済策や時期オバマ政権の金融対策チームへの好感を示したお祭り買い相場
 原油    54$  ↑   金     822$  ↑
 USD/JPY  96.9  ↑   EUR/JPY  125.3 ↑
 EUR/USD  1.293 ↑   ADR   全面高

外資系注文は910万株の売り越し(13営業日連続)。CME日経225先物は大証比470円高の8420円。
 日本市場も金融系を中心に気配が高く、先物も500円高の気配。今日明日とアメリカでは経済指標の発表が多いため、ダウ先物にいったんの利確売りが・・・

シティに200億ドル支援

2008.11.25 Tuesday01:12

 アメリカ市場は、米財務省がシティに200億ドルの出資を発表したことと、ガイドナー効果?のかいもあり大幅続伸して始まる。ダウが300ドルを超える上昇、ヨーロッパの市場は大幅上昇をさらに上乗せされた。
 原油は乱高下し、金も引き続き高く、為替も大幅円安となっているが、ドル安の影響もありドル円は小動きにとどまっている。CME日経225先物も400円を超える大幅高。
 明日の日本市場も、大幅続伸スタートしそう。それにしても逆三尊の形はまだまだ怪しいとしか言いようがないが・・・

週明けのアジア市場は軟調

2008.11.24 Monday14:38

 アメリカ市場は先週末に大幅反発したが、すでにその展開を予想して先行上昇していたアジア市場は、小幅だが全般的に安い展開となっている。為替は円が小高く推移し、原油・金は小動きで、ダウ先物は100ドル近く上下しやや荒い動き。
 原油    51$  ↑   金     792$  ↓
 USD/JPY  95.4  ↓   EUR/JPY  120.6 ↓
 EUR/USD  1.264 ↓   ADR   マチマチ

 今晩のアメリカ市場は、先週末の大反発の反動で反落か?GMもいよいよヤバくなってきている様子だし・・・

オバマ政権に期待の買い?

2008.11.22 Saturday11:14

 アメリカ市場は、中盤までもみ合ったのち終盤に大暴騰。ダウが494.13ドル高で8000ドル台を回復、ナスダックは68.23ポイント安。
 原油    50$  ↑   金     802$  ↑
 USD/JPY  95.9  ↑   EUR/JPY  120.7 ↑
 EUR/USD  1.259 ↑   ADR   マチマチ

CME日経225先物は大証比80円安の7870円。
 オバマ次期大統領が、米財務長官にアジア金融危機の対処に関与したりと実績豊富で若手の連銀総裁ガイドナー氏を起用とのこと。こちらが買い刺激の原動力となったほか、ヒラリー氏の国務長官内定など、次期政権に対する期待が一気に強まり明るいムードとなったが・・・

方向に一貫性が無く乱高下が続く

2008.11.22 Saturday01:41

 アメリカ市場は、大幅反発して始まったもののすぐさまマイナス転換。ダウは7500ドルを割り込み年安を更新した。原油や為替も乱高下しており、金は大暴騰と落ち着き様のない状況。ダウの大幅上昇を前提として上昇した日経平均だが、このためCME日経225先物は大幅安になっている。
 ビッグスリーの破綻予告には冷静に対応したかと思えば、突然の暴落など売り買い双方の思惑が交錯し、短期資金の出入りの激しさが目立つ今日この頃。本日のラストの仕掛けは買いでくるのだろうか?それとも・・・

海外の影響にツレ高か?

2008.11.21 Friday14:45

 日経平均は、前場が7500円付近でのもみ合い。後場に入って急回復、プラス転換し終盤には約200円高。ダウ先物の上昇や、韓国や香港の市場が大幅反発したことを好感したツレ高か。
 新興市場もマザーズとヘラクレスがプラス転換したが、ジャスダックは下落から抜け出せず。業種別では不動産・機械系・金属系が高く、保険・ゴムが安い。為替も円高に歯止めがかかり戻り足を強め、原油も反発模様となっている。
 アメリカは元々だが、最近では日本も終盤に急変することが多くなってきて油断できない状況。前場と後場のムードは以前から違いはあったが、ここ最近は極端すぎ。しかも特に材料がないときにこの有様だから、いかに流動性が低くなり、気配に穴が多くなったのかが伺える。
 今晩のアメリカ市場は、大きく反発するか?ただしダウ8000ドル回復は難しそう・・・

アメリカは安値更新!日本は?

2008.11.21 Friday08:57

 アメリカ市場は、序盤の下落から一時200ドル近く反発する場面を見せたが、終盤に失速し安値をさらに更新した。ダウが444.99ドル安、ナスダックは70.30ポイント安。原油も大幅安となり、為替もクロス円が大幅安、金は上昇した。 方向感がイマイチハッキリしないながらも、結局は下げに向かう自動車ショック!アメリカではダウが10月10日の前回安値を、ナスダックも引き続き安値更新。日本市場はまだ年安更新には若干の余裕はあるが、更新は時間の問題。
 原油    49$  ↓   金     745$  ↑
 USD/JPY  93.7  ↓   EUR/JPY  116.7 ↓
 EUR/USD  1.245 ↓   ADR   全面安

外資系注文は1970万株の大量売り越し。CME日経225先物は大証比410円安の7270円。
 寄り前は為替や日経先物の気配が乱高下。本日は大幅安ながらも・・・

自動車ショックは売り一巡?

2008.11.21 Friday01:07

 アメリカ市場は、引き続き下落から始まり、ダウが200ドルを超える下げで年安更新。その後は値頃感?から急反発し8000ドルを回復するプラス転換。円高により一時94円台を付けたドル円も95円を回復したが、原油は急落し金も荒い動きとなっている。
 とりあえず自動車ショックは一巡?このまま素直に反発して終えるのか?あまり長続きはしなさそうではあるが・・・CME日経225先物はダウより下げをリードしているし・・・

自動車ショックの前兆か?

2008.11.20 Thursday14:57

 寄付きで大幅安、再度の8000円割れで前場はもみ合い。後場からは売り物が止まらずに下げ幅を拡大し、日経平均は500円を超える下げ。新興市場も日経平均ほどではないが大幅安となり、業種別では金融系が下げの中心となった。なお、電気・ガス業は唯一値上がりしている。
 アジア市場も全面安となり円高が進行したが、原油・金・ダウ先物は小動きにとどまっている模様。
 今晩のアメリカ市場は、引き続きヤバイかも。しかし今回は大きなマドを開けずに場中で動くケースが多い様ですねぇ。

日経平均は逆三尊崩れ?

2008.11.20 Thursday08:53

 アメリカ市場は、中盤までダラダラと下げた挙句に終盤で売りが加速、ダウが427.47ドル安で8000ドルを割り込み、ナスダックは96.85ポイント安。原油・金も値動きの荒い展開となり、為替も円高が進んだ。
 原油    53$  ↓   金     736$  ↓
 USD/JPY  95.9  ↓   EUR/JPY  119.8 ↓
 EUR/USD  1.249 ↓   ADR   全面安

外資系注文は11営業日連続で2360万株の大量売り越し、CME日経225先物は大証比470円安の7800円。
 本日は8000円割れか。逆三尊も3番安値が崩れ、今後の下げに一段と弾みがつくのか?とりあえず本日は・・・

ビッグスリー破綻予告は様子見?

2008.11.20 Thursday01:21

 アメリカ市場は、ビッグスリー破綻予告の様子見か緩やかな下落基調。一方で金が急騰し、下落していた原油が連れ高となっている。CME日経225先物も下落しており、ADRもほぼ全面安の状況。
 ビッグスリーの救済は実現しなさそう。3首脳とも経営責任を認める発言はなく、「破綻してもいいのか?」と政府に恐喝するかの構え。いさぎよく全財産を差し出して、不要な保養施設などを売却するべき時期なのに。
 やはりこんな状況では買われること無ければ売られるのみか・・・

ビッグスリー問題は影響してないが・・・

2008.11.19 Wednesday14:39

 寄り付き直後は一時プラス圏でで推移したが、すぐさまマイナス圏へ。日経平均は一時200円安まで値を下げたが、終盤に下げ幅を縮小する。新興市場も軒並み下落しており、方向感定まらずの状況から徐々に市場から去っていく結果になっている。
 業種別では昨日上昇したパルプ紙と金融系が大幅安で、全般的に安い中小幅に高いところも。個別には三菱商事やGSユアサなどが安く、昨日大幅安だったソフトバンクが反発。
 アジア市場は、中国・インドが反発しているが、他は軒並み安い状況となっている。為替も円高傾向で、ダウ先物もジリ安の展開。
 今晩のアメリカ市場はビッグスリー問題から下落して始まるか?いずれにしても買われなければ売られるのみ。明日は・・・

米ビッグスリー破綻予告?

2008.11.19 Wednesday08:54

 アメリカ市場は、序盤に堅調な動きだったが中盤にマイナス転換、終盤には急回復し、ダウが151.17ドル高と反発、ナスダックは1.22ポイント高とやや甘い反発。手がかり材料が無く方向感定まらずの状況で、直近の下落傾向から反発した格好となった。
 原油    55$  →   金     738$  ↑
 USD/JPY  96.8  ↑   EUR/JPY  122.2 ↑
 EUR/USD  1.264 →   ADR   マチマチ

外資系注文は740万株の売り越し、CME日経225先物は大証比125円高の8445円。
 米自動車ビッグスリーの首脳は上院銀行委員会で「破綻すれば経済全体に著しいシステミックリスクが生じる。」「1社が破綻すれば3社全部が破綻する。」など発言。政府の支援なしでは破綻の可能性が高いということを自ら発表した。
 こんな発表の中、果たして買えるのか?大証の日経先物の気配は小幅高だが・・・

材料無ければ動きは鈍い

2008.11.19 Wednesday01:29

 アメリカ市場は小幅反発。原油・金も同様に小動きとなっているが、為替はそれなりに円安方向にふれる。目立った材料が無く方向感に欠ける展開が続いているが、終盤には何らかの仕掛けがあるか?CME日経225先物も変わらずの水準で推移している。
 一方で大証のジャスダック買収が概ね決定した模様。TOBを行い子会社化に道筋がついたとのこと。これにより下降相場を終えて上昇転換の時期が来たら、日経などの大型株より小型株の相場に転換する可能性が出てきた。もっともまだまだ下降相場は続くと思われるので、現在が買い場にはならないと思うが・・・

揺さぶりが続く日本市場

2008.11.18 Tuesday14:37

 本日は比較的値動きが小さいものの、先物による揺さぶりが続いた模様。方向感が定まらず上にもしたにも出にくい状況が浮き彫りになっている。日経平均の高低差は140円程度。
 新興市場もそろって値下がりし、東証一部業種別ではパルプ紙が高く、保険を中心とした金融系が安い。個別には孫社長が持ち分を減らしたソフトバンクが大量の売り物を浴びている。
 アジア市場は全面安。原油・金・為替・ダウ先物の、いずれも大した動きはなく穏やかな動き。
 今晩のアメリカ市場は、特別な動きはなく様子見が強いか?果たして前回安値を下差さえできるのか?明日の日本市場は・・・

金融サミットはやはり効果なし

2008.11.18 Tuesday08:52

 アメリカ市場は、ダウが223.73ドル安、ナスダックは34.80ポイント安と大幅続落。安値水準だっこことから一時プラス転換した場面もあったが、終盤にキッチリ売り込まれた。
 原油    55$  ↓   金     736$  ↓
 USD/JPY  96.3  →   EUR/JPY  121.8 ↑
 EUR/USD  1.264 ↑   ADR   全面安

外資系注文は690万株の売り越し。CME日経225先物は大証比135円安の8355円。
 やはり金融サミットに大した効果はなかった模様。日本市場はアメリカ市場のハッキリとしない方向性から本日も乱高下し、上抜けか下抜けを見守る状況が数日間続きそう。本日は・・・

米シティ新たに5.3万人リストラ

2008.11.18 Tuesday02:00

 アメリカ市場はダウが250ドルの下落から始まったが、寄り安後は徐々に下げ幅を縮小する動き。シティグループの新たに5万3千人リストラの発表を嫌気した模様。原油・金も少々荒い動きで、為替は円安に振れるがドルも安いためドル円は下落している。
 2時現在で振り出しに戻ったものの終盤はどうなるのか?CME日経225先物の方も小安く推移している模様だが・・・まだまだ何が起こるかわかりませんねぇ。

特に材料が無いのに乱高下

2008.11.17 Monday14:58

 寄り付き後の日経平均は250円安を付けたが、その後は急上昇しプラス転換。後場には一時300円高を付けたが、終盤急落し前日比変わらずに逆戻り。新興市場もマザーズ・ヘラクレスが小幅高でジャスダックは小幅安となった。
 為替でクロス円が急回復したことや、中国市場の堅調さを好感した格好。原油・金やダウ先物に大きな動きはなかった。なおアジア市場は、中国・韓国をのぞいて全般的に安い。
 物騒な相場ですねぇ。特に手がかりもなくダウ先物も動いてないのに、日本市場が独自に暴走するとは・・・動きがアメリカより先行しがちなようだが、ここで一発アメリカが大きく、現在の株価水準を上抜けるか下抜けるかしない限り、訳のわからない理由で乱高下する相場は当面続きそう。
 今晩のアメリカ市場は、日本とよく似た動きになりそう。明日の日本市場は・・・

現時点ではマドは小さいようだが・・・

2008.11.17 Monday08:55

 金融サミットを終え、朝方からクロス円が下落している模様。ダウ先物は特に変動無く、週末のCME日経225先物の8365円とほぼ変わらずの水準でSGXが取引開始。
 原油    56$  →   金     739$  ↓
 USD/JPY  96.3  ↓   EUR/JPY  120.7 ↓
 EUR/USD  1.253 ↓   ADR   全面安

外資系注文は1180万株の大量売り越し。
 金融サミットは金融システム監督強化で合意したものの、具体的な指針については発表されずあいまいな内容。安値で寄りついた後も値を下げ続けるのでは?もっともダウ先物次第ではあるが・・・

一時プラス転換も結局安値更新

2008.11.15 Saturday09:57

 アメリカ市場は、中盤に盛り返し一時プラス転換したが、最後に値を落とし安値を更新。ダウが337.94ドル安、ナスダックは79.85ポイント安。ダウ先物は引け後も下げ幅を拡大している。
 原油も大幅反落しクロス円も大幅下落、ドルは高いためドル円は小幅な下げ。
 原油    56$  ↓   金     743$  ↑
 USD/JPY  97.0  ↓   EUR/JPY  122.3 ↓
 EUR/USD  1.260 ↓   ADR   全面安

CME日経225先物は大証比115円安の8365円。
 さぁ金融サミットはどうなるか?月曜日はマドが開くことは必至!日米とも前回安値を更新するのか、それとも当面の底入れの形になるのか結果に注目したい。

金融サミットを前に大幅反落

2008.11.15 Saturday01:40

 アメリカ市場は大幅反落でスタート、ダウが300ドルほど下げる。特に目立った材料無く大幅反発した昨日の利確売りが優勢となった模様。原油は下落し、金は上昇、クロス円も下落している。
 本日はいよいよ金融サミット。USドルの基軸通貨転落の可能性も浮上しており、日本とアメリカの立場が逆転したとも言われたり、内容次第では今後の状況にいっそう打撃を与えかねない状況。しかしそうなったら、アメリカだけ残して世界中で安値訂正の買いが入る可能性も?今は何が起こっても不思議では無い!

SQ通過後は様子見で伸び悩み

2008.11.14 Friday14:43

 寄付きでは日経平均が450円高で始まったが、その後は終日下げ続け上げ幅を縮小し200円高程度、8500円を割り込む。明日の金融サミットの様子見で、積極的な買いにはつながらなかった。
 新興市場もジャスダックをのぞきマイナス転換。TOPIXは最近の調整でNT倍率が10倍付近に戻る。業種別では鉱業が高く、金融系は下落し足かせとなった。
 アジア市場は全般的に高いが、韓国やインドがさえない。原油・金も落ち着きを取り戻し、為替は円安が止まり、株式市場の上げ幅縮小に伴い押し戻された。ダウ先物はジリ安。
 今晩のアメリカ市場は急反発の利確売りと明日の金融サミットの様子見で反落か?それともさらなる期待で買い進まれるか?いずれにしても月曜日は、この一大イベントの影響で、日米をそろってマドをあけそう・・・

大きく仕掛けられたアメリカ市場

2008.11.14 Friday08:56

 アメリカ市場は、ダウが一時300ドルを超える下落で8000ドル台を割り込んだ後、急反発し552.59高と大幅反発、ナスダックは97.49ポイント高。格別な材料はなく、安値買いによる自律反発が主な要因。原油・金も大幅反発し、クロス円も急反発した。
 原油    60$  ↑   金     736$  ↑
 USD/JPY  98.0  ↑   EUR/JPY  125.6 ↑
 EUR/USD  1.281 ↑   ADR   全面高

外資系注文は2230万株の大量売り越し、CMEは大証比530円高の8790円。
 久しぶりに大きく仕掛けられたアメリカ市場。日経平均も逆三尊の形をキープする展開からまだ抜けられず、9500円の抵抗線を抜けられるかが今後の焦点。もっともアメリカ市場の問題次第ではあるが。

方向感に欠け狭い範囲での乱高下

2008.11.14 Friday01:25

 アメリカ市場は上昇と下落を繰り返し方向感に欠けた展開。失業保険の新規申請件数が大幅増加したことはすでに織り込まれていた模様。原油が大幅反発、金も反発しているほかクロス円も上昇している。CME日経225先物は為替が株安を相殺し、下げ渋りを見せている。
 最近は終盤も一方通行が多かったアメリカ市場。今日か明日には大きな仕掛けが入りそうだが・・・果たしてどっち?上げ?下げ?

下値でもみ合い終盤に下げ幅縮小

2008.11.13 Thursday14:57

 寄付きから終日下げ基調か?と思いきや、終盤に中国市場の上昇&クロス円の上昇を受け、下げ幅を縮小する動き。明日のSQを前に短期筋の買い戻しか?
 大半の業種が値下がりする中パルプ紙・建設業が値上がり。昨日下方修正を発表したゼネコン大手を中心に大幅高。建設系は悪材料で尽くし?それとも公共工事の受注が密かに?
 新興市場はジャスダックとヘラクレスは日経平均ほどない値下がり。マザーズは日経並みの下げ。アジア市場は全面安だが、中国が高い。
 本日はダウ先物に目立った動きはなく、SQの意識が強く自力で動いた模様。ダウ先物は現在も甘いが今晩は反発か?それとも安値更新に向かって突撃か?

日経平均は三番底をめがけ大暴落

2008.11.13 Thursday08:57

 アメリカ市場は終日下げ続け、ダウが411.30ドル安、ナスダックは81.69ポイント安。原油・金・クロス円も大幅続落し、波乱相場の第二幕を伺わせる展開。
 米財務省が金融安定化法案における不良資産買い取りを見送り、資本注入の対象を拡大するとの発言が下値を掘り進む追い風となった模様。
 原油    55$  ↓   金     709$  ↓
 USD/JPY  95.1  ↓   EUR/JPY  118.8 ↓
 EUR/USD  1.249 ↓   ADR   全面安

外資系注文は2360万株の売り越し、CME日経225先物は大証比655円安の8085円。
 さぁ本日は日経225オプション11月限の最終日で明日はSQ。最大の暴落相場直後だけにどちらにふれるのか注目!

ビッグスリー救済案も実らず

2008.11.13 Thursday00:37

 アメリカ市場はダウが200ドルほど下げて始まる。GMを中心とした自動車業界への救済案も下支えにはならず、改めて不況を意識させる道しるべとなった模様。
 原油・金も株式市場と同時にもう一段の急落。クロス円も下落著しくドル円は96円割れ、ユーロ円も120円割れ。CME日経225先物も大幅続落し8400円割れとなっている。
 明日の日本市場はSQ前だしねぇ・・・でも明日もダウ先物が場中をいじくり回して乱高下させてきそだし・・・明後日のSQ当日も波乱な展開になりそう。

前場は小反落で終え、後場は乱高下が続く

2008.11.12 Wednesday14:58

 前場は寄付き後から急上昇し前日値付近まで戻したが、後場は再度急降下したあと乱高下を繰り返す展開。背後には当然のようにダウ先物の乱高下というおなじみの状況。アメリカの自動車ビッグスリー救済のための法律制定を下院議長が要求したとの報道が手がかりになった模様。
 新興市場ではジャスダックが一時プラス転換など弱い下落で推移しているが、マザーズ・ヘラクレスは日経平均同等の下げ。業種別ではゴム・情報通信が上昇しており、ソフトバンクはストップ高。中国子会社のアリババの好調な業績や、野村証券のレーティング1(強気)継続が改めて意識された模様。
 アジア市場は全般的に小安い状況。原油・金・クロス円はいずれもじり高となっている。
今晩のアメリカ市場は、ビッグスリー救済期待から急反発か?

アメリカ久々に乱高下 GMも引き続き下落

2008.11.12 Wednesday08:54

 アメリカ市場は、後半急騰して一時前日寝付近まで戻したが最後は結局下落。ダウは176.58ドル安の8693.96ドル、ナスダックは35.84ポイント安。久々に場中の値動きが乱高下した。原油・金も下落し、クロス円もユーロ円中心に大幅安となった。
 原油    59$  ↓   金     732$  ↓
 USD/JPY  97.3  ↓   EUR/JPY  121.7 ↓
 EUR/USD  1.250 ↓   ADR   全面安

外資系注文は1510万株の売り越し。CME日経225先物は300円安の8480円。
 本日も安値スタートが確定!日経平均は逆三尊を形成しているが、週末はSQも控えておりこのまま上抜けできるのだろうか?

好材料無ければ下落あるのみ

2008.11.12 Wednesday01:29

 アメリカ市場は大幅続落して始まる。ダウが290ドルほど下落し8600ドル付近まで値を落としている。原油・金も下落し原油は60ドルを割り込む。クロス円も当然ながらの下落で、ドルは上昇しているためドル円は小幅安程度。
 やはり今の相場は何か良い材料がないと全くダメですねぇ。無言の買い注文なんて出てこないもの。無言の売り注文はドッサリ出るけど・・・

後場は急騰!一時9000円台回復

2008.11.11 Tuesday14:59

 前場は大幅安からスタートし徐々に値を切り下げたが、後場はマドを開けて急騰。そのまま下げ幅を順次縮小し前日値変わらずの水準まで戻したが、中盤からは再度下落基調に転じる。新興市場はジャスダックをのぞきマザーズ・ヘラクレスがプラス転換した。業種別では不動産・金属系・機械系が安い。
 アジア市場は全般的に安く、原油は下落している。金や為替は目立った動きはなく、ダウ先物の仕掛けが日本市場をいじくっていた模様。
 GMショック?昨日暴落したアメリカのGMだがいよいよ政府の支援なしでは破綻は逃れられないのではとのこと。こうなればリーマンショックに次ぐ暴落第2波は避けられないか?
 今晩のアメリカ市場は、引き続き下落か?特に大きな経済発表はないのだが。

アメリカ反落に日本は勢いよく追従か?

2008.11.11 Tuesday08:56

 アメリカ市場は、寄り高で始まるが終日下げ続け、ダウが73.27ドル安の8870.54ドル、ナスダックは30.66ポイント安。AIGの2.5兆円赤字の悪決算にも動揺せずに始まったが、次第に値を落としてマイナス転落した。クロス円も下落し、ユーロも安い。
 原油    62$  →   金     746$  ↑
 USD/JPY  98.0  ↓   EUR/JPY  124.9 ↓
 EUR/USD  1.275 ↓   ADR   全面安

外資系注文は40万株の売り越し。CME日経225先物は大証比220円安の8900円。
 大学生は就職氷河期?全国各地で来年の新卒の採用が手控えられ、内定取り消しも多数出ているとのこと。去年は高水準の内定率だったのに対して、これからも景気の悪化が一段と予想される。

AIG約2.5兆円の赤字は織り込み済み?

2008.11.11 Tuesday01:47

 アメリカ市場は、AIGの超悪決算にもかかわらず大幅上昇して始まる。ダウが200ドルを超える上昇で始まったが、徐々に値を切り下げ9000ドル付近で推移し、ナスダックは前日寝付近をさまよう。
 為替はクロス円が上昇で推移しているが、ドル安も重なってドル円は小高い程度。原油・金は急騰後急落している。
 イブニングで大幅高となった日経225先物もアメリカの上昇を織り込んでいたため、CMEでは下げに向かっている。関西企業の決算が出そろいほとんどが下方修正され、4ヶ月連続で倒産件数増加。内容もほとんどが販売不振とのこと。
 明日からはそろそろSQを意識した下げ相場がくるのか?現在は前回のSQ前日付近の価格だけに仕掛けもすごいのか?

日経は堅調だが他はあまり元気なく

2008.11.10 Monday14:55

 後場は寄付きで上げ幅を縮小して始まったが、その後は日経平均が9000円台を回復し堅調。上げ幅は450円付近。TOPIXや新興市場は若干甘い上昇にとどまり、REETは下落した。
 全業種値上がりし、保険・海運・金属系が大きくリードしており、個別にはトヨタや任天堂が値下がりしている。
 アジア市場も堅調で全面高となった模様。金や原油は、朝方からの上昇に弾みがつき一段高。ダウ先物も堅調だが、朝方よりは値を若干落としている。
 最近はあまり後場にダウ先物の仕掛けが入らなくなった様子。相場に一定の落ち着きはみられるようになったが、それでもリーマンショック前からしてみれば依然としてボラティリティが高く、値動きが激しい。
 今晩のアメリカ市場は、引き続き上昇して始まりそう。だがAIGに追加支援策を発表したアメリカ政府、それに同社の決算がアメリカ市場の立ち会い前に控えていることから先物が仕掛けられる可能性が高い。

朝方から気配高く、カウンター買い

2008.11.10 Monday08:56

 朝方からダウ先物の大幅上昇が牽引し、クロス円も大幅上昇。原油・金も堅調な展開。
 原油    62$  ↑   金     740$  ↑
 USD/JPY  98.9  ↑   EUR/JPY  126.6 ↑
 EUR/USD  1.280 ↑   ADR   まちまち

外資系注文は200万株の売り越し。大証日経225先物はCMEの8770円より高い気配となっている。
 本日は、機械受注の発表も好感され好調なスタート。

米失業率悪化、GM悪決算もしのいだが

2008.11.08 Saturday11:04

 アメリカ市場は終盤乱高下したが高値引けし、ダウが248.02ドル高の8943.81ドル、ナスダックは38.70ポイント高。失業率の大幅悪化やトヨタに次ぐGMの悪決算にもかかわらず、自律反発優勢の結果となった模様。
 原油    61$  →   金     737$  ↑
 USD/JPY  98.2  ↑   EUR/JPY  124.9 ↑
 EUR/USD  1.272 ↑   ADR   まちまち
CME日経225先物は大証比110円高の8770円。
 とりあえずいったんの下落には歯止めがかかった格好だが、依然として内容の悪い経済指標の発表や、決算発表が続いており今後も続くだろう。信じられないような企業破綻も起こる可能性も必然的になりそうだ。
 来週の日本市場は寄付きは上昇して始まるだろうが・・・

反発しても勢い乏しいアメリカ市場

2008.11.08 Saturday01:34

 アメリカ市場はダウが230ドルを超える反発でスタート。自律反発もさほどの勢いはなく半値ほど落とした水準でもみ合う。小円安でクロス円も上昇し、ユーロも小高く推移。
 CME日経225先物は、すでに場中で上昇が織り込まれているため小幅高にとどまる。とりあえずの下落には歯止めがかかったかのようには見えるが、果たして終盤には買い越されるのだろうか?特においしい材料は見あたらないのだが・・・

トヨタショックは無事に通過?買い支えしっかり

2008.11.07 Friday14:56

 寄付きこそ大幅安で始まったが、前場の中盤からダウ先物主導で急回復。後場には日経平均が一時前日比30円安程度まで回復する場面を見せ、その後は300円安の8500円台で推移。
 業種別では全業種値下がりで、輸送機・鉱業が安い。個別には前場はストップ安売り気配のトヨタが後場に寄りついたほか、電池関連が堅調。新興市場は下げ幅は小さく、マザーズはプラス転換している。
 原油・金には大きな動きはなく、為替はクロス円が回復基調。アジア市場全般は安いが、中国・香港・韓国などはプラス転換している。
 今晩のアメリカ市場は反発から始まるか?日本ではトヨタショックも何とかこなし安値がしっかりと買い支えられ、アジア市場も中香韓が堅調だし・・・とりあえずは下げ止まりを見せてきそう・・・

今度はトヨタショック!自動車セール

2008.11.07 Friday08:54

 アメリカ市場は引き続き大幅安。ダウが443.48ドル安の8695.79ドル、ナスダックは72.94ポイント高。大統領選という一つのお祭り相場を終え、売り尽くしセール。昨日同様に終日右肩下がりのスベリ台。原油・金・為替レートは軒並み安の展開となっている。
 原油    61$  ↓   金     734$  ↓
 USD/JPY  97.4  ↓   EUR/JPY  123.6 ↓
 EUR/USD  1.270 ↓   ADR   全面安

外資系注文は2370万株の大量売り越し、CME日経225先物は大証比540円安の8260円。
 さぁ業績大幅下方修正のトヨタショック勃発。日頃のご愛顧を込めて?スーパー自動車特売セール開催!消費の減少→生産の減少→雇用の減少→さらなる消費の減少・・・といった悪循環モデルの第一段階が完成し、第二段階に突入した状況。大恐慌の実体化が早くも現れつつある。本日は安値で寄付き、もみ合った後は・・・

昨日に続き燃料切れ墜落モード

2008.11.07 Friday01:42

 アメリカ市場は寄付きから一直線に大幅続落。下げ幅はダウが現時点で250ドルを超え、8800ドル台で推移。お祭り後の後片付けが続いている模様。
原油も続落し、金は乱高下している。為替は円高とドル高でクロス円は下落しているがドル円は動かず。CME日経225先物も大幅続落している。
 今晩も下げっぱなし相場か?このパターンだと明日のアメリカ市場も続落か?
 明日の日本市場はトヨタショック!現時点でトヨタを中心に自動車系のADRは大幅安となっている。大幅下方修正に加え、来期以降も弱気な見通し。どこまで下がるかな~

下げが加速し日経平均700円安

2008.11.06 Thursday15:02

 寄付きから大幅安でもみ合いを続けていたが、後場の中盤から下げ幅を拡大し、日経平均は700円安。8800円付近まで値を落とした。
 TOPIXは900ポイントを堅持し、新興三市場は下落ながらも下げ幅は日経の半分以下にとどまりしっかり。業種別では全業種値下がりし、鉱業・輸送機・金融系が下げをリード。個別には昨日まで五営業日連続ストップ高のソフトバンクは小幅安と強い動き。
 アジア市場は全面安で、原油・金は小安く、為替は円高進行だがドル高のためドル円は小幅安にとどまる。ダウ先物は穏やかな動きで大きな仕掛けは入っていない模様。
 予想通りの展開。アメリカ市場は今晩も引き続き下落から始まるか?三番底はどこになるか?明日の日本市場は・・・

燃料切れ!終日下落のアメリカ市場

2008.11.06 Thursday08:55

 大統領選で材料出尽くしとなったアメリカ市場は、ダウが486.01安の9139.27ドル、ナスダックは98.48ポイント安と大幅反落。終日の下落基調となり、終盤には売りが加速し、引け後もダウ先物は下落している。原油・金も併せて下落し、為替も円が反発している。
 原油    66$  ↓   金     742$  ↓
 USD/JPY  98.1  ↓   EUR/JPY  126.7 ↓
 EUR/USD  1.291 ↓   ADR   全面安

外資系注文は1500万株の大量売り越し、CME日経225先物は大証比435円安の9085円。
 予想通りの燃料切れで、エンスト+パンク状態。底値の10月28日6994.90円以来、6営業日で2500円以上の上昇分の反動が出て、一気に8000円台に突入か?・・・

大統領選を終え調整色現れる

2008.11.06 Thursday01:35

 アメリカ市場は大幅反落からスタート。ダウは寄付きで200ドルほど下げたが、下値ではしっかりと買い支えられる。原油・金には大きな変動はないが小安い展開、為替も円安が一服して利確に押される場面もあったがしっかりと推移。CME日経225先物も反落してはいるが底堅い。
 さぁ久しぶりの燃料切れとなった本日のアメリカ市場。ボラティリティは日に日に小さくなったとはいえ、まだまだ落ち着いたとは言い難い状況。注目の的だった大統領選を終え、景気問題に再び主導権を渡し、仕掛け売りがしやすい環境も整ったはず。終盤はスコ~ンといくのか?

オバマ氏当選確実!一時急伸

2008.11.05 Wednesday15:02

 後場はアメリカ大統領選でオバマ氏当選確実の報道を受け、ダウ先物主導で日本市場も上げ幅を拡大。その後はアク抜け間から売り優勢となって値を下げる場面もあったが、再度高値に向かい大幅高。日経平均は300円を超える上昇で9400円台で推移しラストで9500円台の引け。
 新興3市場やTOPIXが日経平均を超える上昇率で、REETは値下がりしている。個別銘柄ではソフトバンクが5営業日ぶりに寄りついたが、後場終盤にはストップ高に張り付き。業種別では鉱業が強烈に上げ、金融系・機械系も相場をリード、医薬品・ゴム・空運が値下がりしている。
 原油・金は上昇も一服し、為替は円安・ユーロ高一服。アジア市場は全面高だが、インドは下落している。 本日はやや値動きの荒い展開となった日本市場。アメリカ大統領選の影響によるものだが、無難にこなした模様。
 今晩のアメリカ市場は、思いのほか伸びないダウ先物からみて利確売り優勢となりそう。ただし大きな下げもなさそうで、調整の日になるか?

新大統領歓迎ムードに大幅高?

2008.11.05 Wednesday08:54

 アメリカ市場は終日堅調。後半若干値を下げたが終盤に高値を更新して終える。ダウが305.45高の9625.28ドル、ナスダックは53.79ポイント高。原油・金も大幅反発し、為替はドル円が一時100円台を回復、ユーロ円は130円を回復。円安とユーロ高の流れが継続している。
 原油    70$  ↑   金     769$  ↑
 USD/JPY  99.8  ↑   EUR/JPY  129.8 ↑
 EUR/USD  1.301 ↑   ADR   全面高

外資系注文は590万株の買い越し。CME日経225先物は大証比415円高の9515円。
 本日も大幅続伸でスタートの予定。後場には大統領選の速報が入る予定で、これによりダウ先物がどう仕掛けられ、日本市場にどのような影響が出るか注目!現時点ではオバマ氏優勢で、投票率は過去最高になるとの見通しからして注目度は高く、影響度も大きそう。
 本日は後場の大統領選速報の仕掛けに・・・

大統領選開始の中 株式市場は大幅続伸

2008.11.05 Wednesday01:42

 アメリカ市場は寄付きから大幅続伸!寄付き直後は若干下押したが上げ幅を順次拡大し、ダウが300ドルを超える上昇。原油・金も急反発し、為替は円安だがドルが下落しているためドル円は若干重い動き。それでも100円台を回復している。CME日経225先物も堅調で大証比500円近い上昇。
 さぁ大引けはこの水準を維持できるか?そして結果が判明する明日の日本市場の後場は、ダウ先物の仕掛けはどう動くか?いくらこのまま上昇が続いても、日米5桁回復はすんなりといくようには思えないのだが・・・

日経平均は9000円台を再度回復

2008.11.04 Tuesday14:52

 前場はもみ合いを続け、後場はダウ先物の流れで一段高、日経平均は9000円で推移し、上げ幅は一時500円を超える。TOPIXは本日も弱く、NT倍率が10倍水準に。
 新興市場はマザーズが日経並みの上昇だが、ジャスダックやヘラクレスは上昇はしているが日経には及ばず。業種別では海運と空運が値下がりし、ほかは上昇。パルプ紙や保険が大きくリードしている。個別にはGSユアサがストップ高、ソフトバンクは4営業日連続のストップ高で値つかず。
 原油・金は下落し、為替は円高に振れているが、株価は惑わされることなく堅調な動き。アジア市場は高安マチマチの展開となっている。
 予想以上に堅調な動き、売買が控えめなのは予想通りなのだが、全然売られない。アメリカ大統領戦後のアク抜けを見越した買い越しか?
 今晩のアメリカ市場は、引き続き様子見から入ると思われるが、選挙の大局が見えたら利確売りに押されるのでは?

大統領選を控え日米ともに様子見か?

2008.11.04 Tuesday08:53

 アメリカ市場は小動き。終盤も大した動き無く、ダウが5.18安の9319.83ドル、ナスダックは5.38ポイント高。大統領選を前に方向感に欠けた穏やかな展開。為替はユーロの下げが目立つ展開となった。
 原油    64$  ↓   金     724$  ↓
 USD/JPY  99.1  ↓   EUR/JPY  124.9 ↓
 EUR/USD  1.260 ↓   ADR   全面高

外資系注文は1010万株の売り越し。CME日経225先物は大証比480円高の8930円。
 大証の日経225先物は若干弱い気配となっている。大型合併を発表のパナソニックと三洋電機はともに大幅高の気配。
 本日は大幅高のスタートとなるだろうが、アメリカ市場同様に・・・

大統領選を控え穏やかで鈍い動き

2008.11.04 Tuesday01:21

 アメリカ市場は小安く始まり上昇したが、すぐに前日値付近でもみ合い。大統領選を控えた様子見などで方向感つかみにくい状況。原油・金も落ち着き、為替は円安が一服した格好となっている。CME日経225先物は堅調に推移しており、大証比をさらに広げている。
 大引けの仕掛けはどう動くか?日に日に場中のボラティリティが小さくなってきているとはいえまだ沈静化するようには思えない。そのうちにドカ~ンと一発きそうだが・・・アメリカ大統領選の結果とその前後の動きは果たしていったい?

文化の日は海外で堅調な動き

2008.11.03 Monday15:00

 本日は日本市場は休み。先週末のアメリカ市場の上昇と、朝方からのダウ先物の堅調な動きを好感し、アジア市場は全般的に大幅高。しかし中国は小動きにとどまっている。
 原油    69$  ↑   金     735$  ↑
 USD/JPY  99.4  ↑   EUR/JPY  127.7 ↑
 EUR/USD  1.285 ↑   ADR   全面高

原油・金・為替はいずれも堅調な推移。
 明日のアメリカ大統領選を前に期待の買い?アメリカの大統領が替わっても経済が急回復するわけはないのに・・・でもアメリカ市場は、開場する直前と閉場する直前まで、何が起こるかわからないのは今この時期に限ったことだけではない。
 明日の日本市場は、パナソニックを中心としたハイテク業界に注目!大型の総合電機メーカー(日経平均採用銘柄)同士の合併を市場はどう見る。

週末売りも見事にこなし続伸

2008.11.01 Saturday11:13

 アメリカ市場は、序盤に下落して始まったが緩やかに上昇。終盤にはおなじみの売り込みがあったが見事にこなして、ダウが144.32高の9325.01ドル、ナスダックは22.43ポイント高。
 原油    67$  ↑   金     725$  ↓
 USD/JPY  98.5  ↓   EUR/JPY  125.3 ↓
 EUR/USD  1.273 ↓   ADR   全面高

CME日経225先物は大証比345円高の8795円。
 日本市場はは文化の日のため3日は休日。アメリカ市場は1週間で1000ドル近く上昇したが、そろそろ大きな下落がきてもおかしくないのでは?世界的には相次いで中央銀行が金利を引き下げているが、この行為自体が「これからもっともっと景気が悪化しますよ」と言っている訳であり、決して状況が改善していくとは言っていないのが現実。ある程度の上昇は今後も続くかもしれないが、決して底打ち下とは言い難く、今後も長期的には下落が継続する可能性は否定できない。

アメリカ市場は反落して始まるが

2008.11.01 Saturday02:02

 その後は続伸し、ダウは100ドル強上昇する。値幅は200ドルにとどまる穏やかな展開となっている。原油・金・為替も比較的に穏やかに推移している。
 さて、終盤はどう動くか?本日は上昇で終えても小幅なら月曜日に一気に売り込まれる可能性は否定できないが・・・

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