相場を斬る! 2009年12月07日
ビッグスリー救済はほぼ確定?
 米自動車ビッグスリーを救済するべく、政府と民主党が合意したとのこと。150億〜170億ドルを支援する予定で、今週中に議会を通過する可能性が高いとのこと。
 やはり潰すべきものは潰すべし、救うべきものは救うべし。簡単に助けては経営陣に調子に乗られるのは目に見えており、経営に失敗しても、政府が救ってくれるという安易な期待を他の経営者にも植え付けさせることになりかねない。
 AIGを救ってリーマンを捨てた時のように、 今回も再建の可能性が高い会社のみを助けると公言した方が良かったのでは?そうすれば今まで口をそろえて「破綻していいのか?」みたいな脅しをかけていたアホな経営者たちも仲違いを始め、本当に救うべき会社はどこか、救う必要のある会社があるのかを判断する材料にできたはずなのに・・・
 嫌々世論にあわせた発言をしただけなのに、安易に救いの手を差しのべるぐらいなら、税金を国民に返すべきでは?

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