相場を斬る! 2009年11月16日
金融サミットは小田原評定?
 15日開催の金融サミットは、金融システム監督強化で合意とのこと。デリバティブ市場の透明性などを中心とした声明が盛り込まれたが、具体的な方向性については特に発表があったわけでもなく、現状から何か違った一手を打ったは思えない、期待はずれの内容としか思えない。
 いったい何のために集まったのか疑問?もはや政治以上の市場決定力を持つヘッジファンドとのつきあい方、特にヘッジファンドと言うよりも、裏で悪質な手口を働いてヘッジファンドせいにして、隠れて大もうけをしている真の悪質なヘッジファンド、証券会社に対しての規制を強化するべきなのに。
 ライブドアショックやアーバンショックなどに見られた、一部の証券会社が相場を不正に操作したという事実はすでに証明されているのだから、証券会社の取引を規制すべきだと言うときに・・・
 もちろん今回のリーマンショックからの一連の暴落だって、ほとんどの証券会社が連携(暗黙の了解か?)して起こったのに・・・
 もはや望み薄、この状況を明日以降で市場はどう受け止めるのか・・・

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